諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

1,078円 (税込)

5pt

4.4

ウクライナへの全面侵攻で世界に衝撃を与えたロシア。なぜ国際法を無視し、蛮行を続けるのか? その背景には、ソ連時代に国家の根幹を掌握し、かつてプーチンも所属した諜報機関「KGB」と、ロシア連邦でそれを継承した「FSB」がある。ウクライナで近年公開されたKGBの極秘文書、反体制派やハッカーによるリーク情報、最新のインテリジェンス研究から、「諜報国家」ロシアの社会構造と行動原理に迫る。

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諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月22日

    最近、ロシア・ウクライナ関連の本が多数出てきて読むのが全く間に合ってないのだが、本書はその中でもズバ抜けて素晴らしい本だった。私が読んでる最中に本書が山本七平賞(実はこの賞をよく知らないのだが)を受賞していたが受賞も納得の内容であった。

    本書はロシアの情報機関の歴史をソ連時代のチェーカー・KGBか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月05日

    ソ連の情報機関・秘密警察組織であるKGBから現在のFSB体制までの歴史的経緯、及びロシア・ウクライナ戦争に至る過程のなかでKGBの後継組織であるFSBがどのような役割を果たしたかに関する考察。ここ最近は特にロシア政府の発信が妄想的なものが散見されるが、「普通はありえんやろ」と思うようなスパイの国家を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    本書は「“ロシア”とは?」ということを問い、考える材料を多々提供しているとも思う。
    題に「KGBからFSBまで」と在る。これは所謂「諜報機関」、「防諜機関」のことである。ロシア革命による新しい体制が成立して行く中で「諜報機関」、「防諜機関」が形成された。やがてそれが「KGB」となって、知られるように...続きを読む

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    購入済み

    匿名 2023年11月04日

    KGBがインパクト強くて知った気でいたが、いやいや、そんなことはなかった。勉強しました。ただ細かいなぁと思いながらなんとか

    #タメになる

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    Posted by ブクログ 2023年10月19日

    異様に猜疑心の強い国で、力を持つのは諜報機関。
    それが、権力者の手足となるのでなく、国の崩壊のどさくさで表の権力も握り、大統領まで作り上げてしまう。
    ランドパワー系の文化のねちっこさと暗闇は、シーパワー系の文化のどこかノー天気さには想像もつかないところがある気がする。
    共産主義は結局手段であったわけ...続きを読む

    0

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