犬養道子の作品一覧
「犬養道子」の「お嬢さん放浪記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「犬養道子」の「お嬢さん放浪記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
犬養道子さんの自伝。
戦後の混乱期にヨーロッパに行く手段がなっことから、
まず渡米し、結核にかかりながらも、稼ぐ手段を探し渡欧して回ってゆく。
犬養毅の孫のということで、かなりの資産家の親を持つと思われるが、そこにできるだけ頼らず、自分と自分の知り合いとで道を切り開いていく。お嬢さんどころか、ものすごい貧乏旅行かつ旅行というより住んだという方が正しい。
数々のトラブルに対して、対応策を出せることもすごいが、その行動力がものすごい。とてもまねできない。
これはいつの時代でも読み継がれる名作でないか。
この人の他の本も読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
書名の『お嬢さん放浪記』から受ける印象とはだいぶ異なる。「お嬢さん」という看板は犬養家の娘だからしょうがない。でも、おとなしく勉学などしていない。好奇心の赴くままに突き進み、経済的な窮地も妙案を実行して切り抜ける。そして「放浪」でもない。1948年から10年間、日本に戻ることなく、ボストン、アムステルダム、パリに根をおろし、見聞を広め深めてゆく。
なかでも、オランダについての2つの章、「オランダ風物」と「洪水」は読み応えがある。「オランダ風物」では、オランダの四季の移ろいが描かれる。その風景描写がすばらしい。人々が繰り広げる風習や行事の記述も、臨場感にあふれる。一方、「洪水」は、1953年にオ