作品一覧

  • シシド 完結編 小説・日活撮影所
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    1961年、シシドはついに映画初主演。日活も黄金期を迎える。だがその凋落は早く、1971年についに一般映画製作中止となる。エースのジョーが日活の栄光とその後を描いた自伝的小説完結編
  • シシド 小説・日活撮影所
    3.3
    1巻770円 (税込)
    たとえその顔にメスを入れても、シシドにはつかみたい“ナニカ”があった。だが思い切った手術の末に、彼がつかんだモノとは……。1950年代、日活。石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎らが銀幕で活躍する中、デビューはしたものの下積みの日々を送るニューフェイス第1期生の宍戸錠。果たして自分はスターになれるのか? 昭和を代表するアクション俳優が、若き頃の苦闘を大胆な文章で振り返った青春小説の傑作!

ユーザーレビュー

  • シシド 小説・日活撮影所

    Posted by ブクログ

    如何なる経緯でかかる書物を著したのか存じませんが、これはまことに愉快で痛快な一冊であります。
    小説と銘打つからにはフィクションなのでせうが、間違ひなく宍戸錠さん自身の体験が色濃く反映されてゐるに相違ありません。

    シシドは日活ニューフェイスにスタア候補として入社しますが、当面は鳴かず飛ばず。「警察日記」でチャンスを掴みかけるものの、自身の不始末が原因でしばらく干されてしまひます。
    更に当時付き合つてゐた女優のアカシ・ジュンコとも別れ、失意のどん底に落とされたのであります。
    そんなシシドは、つひに豊頬手術を決意し、二枚目の顔をわざわざ個性的にするのでした。

    ところで、『日本映画俳優全史』なる書

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    2020年02月09日
  • シシド 完結編 小説・日活撮影所

    Posted by ブクログ

    前巻に比べて少し内容が薄いような気がしたが、シシドの映画への愛、特に日活への愛に溢れる内容だ。ただ、やはり筆者じゃなければ知りえないような裏話を期待してたんだが、女関係以外ではあまりなかったのが残念。

    0
    2014年03月15日
  • シシド 小説・日活撮影所

    Posted by ブクログ

    「どっきりカメラ」や「くいしん坊!万才」でしか馴染みのなかった著者だったが、日活映画でその演技を初めて観たとき、外連味たっぷりでありながらクールな存在感に軽い驚きを覚えた記憶がある。日本映画のビジネスとしての黄金期を躍動感溢れる文章で描き、細かい註釈もついた本作もまたクールだ。

    0
    2013年01月13日
  • シシド 完結編 小説・日活撮影所

    Posted by ブクログ

    こちらが完結編。全盛期から路線変更への11年を一気に駆け抜ける。
    もっと現場の様子を読みたかった。前作の方が読みごたえがあっただけに残念。

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    2013年01月27日
  • シシド 小説・日活撮影所

    Posted by ブクログ

    単行本刊行時には読み逃していた一冊。日活100年を記念して文庫化。
    実にいいところで終わっているが、完結編が出るんだとか。

    0
    2012年12月03日

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