作品一覧

  • 0系新幹線運転台日記
    値引きあり
    3.0
    1巻704円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新幹線の運転がまだアナログで二人体制だった0系新幹線。国鉄時代に、実際に運転士として東海道新幹線い乗務したにわあつしさんが体験した運転台でのできごとをまとめた一冊です。 天候による運転士の緊張感あり、先輩運転士との心温まるエピソードあり、今ではあってはならないほのぼのとしたできごとなど、時速210kmで走行していた0系新幹線の運転台でのリアルなやりとりがあふれています。 【目次】 Episode1 昭和44年、新幹線運転士への道 Episode2 先輩運転士に学び、いざ運転士試験 Episode3 見習運転士として、0系新幹線に初乗務 Episode4 一人前になって初の運転は〝ひかりひかり〞 Episode5 台風と積雪、神経を使う自然との戦い Episode6 列車と一体になり、運転に慣れる Episode7 自由席の誕生とともに、大わらわの運転士物語 Episode8 困った相方の驚くべき定速運転!? Episode9 国鉄時代ならではの0系新幹線運転士のグルメ Episode10 夜の三島回送で遭遇した恐怖 Episode11 国鉄ぽっぽや運転士が、なんと車掌に! Episode12 おもてなし名物車掌の、接客の極意 Episode13 強引な要求を迫る、怒れる乗客たち Episode14 幸運の黄色い新幹線「ドクターイエロー」も運転した Episode15 国鉄からJRへ。運転は一人体制に Episode番外編 ぽっぽ屋たちのヨーロッパ〝研修〞 column 運転士と車掌と機関士対談 信号、カーブ、勾配と複雑な列車の運転
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)
    3.7
    元新幹線運転士が、あなたを運転台にご招待。まずは、35年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で出発。懐かしのエピソードやウラ話に耳を傾けつつ、桜咲く東海道をご一緒に。復路は現在の新大阪駅より、最新型N700A「のぞみ」号で発進します。日本が誇るハイテク装備やプロフェッショナルから見た車両発達史など、初公開の話題も満載。どなた様も、お乗り遅れなさいませんように! ※当電子版では新潮文庫版掲載の写真は収録しておりません。ご了承ください。

ユーザーレビュー

  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分が運転士になったような臨場感! 元新幹線運転士の著者の筆致が、私を運転台にいるような感覚にさせてくれた。0系では停止位置に止めるブレーキ操作にドキドキし、N700Aでは先行車の情報を得ながらマスコンのノッチ操作に気を配る煩わしさ。どちらも東京・新大阪間を下り・上りする情景を描くが、やはり0系に紙幅を割くのは著者の思い入れが強いからだろう。大阪万博に行くために0系に乗ったのが3歳くらいの時だったな~

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    2017年08月30日
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    元・新幹線運転士による、東海道新幹線運転にまつわるよもやま話。往路は昭和50年代の0系、復路は最新型N700Aの運転台を舞台とした構成で、運転業務そのものへの興味もさることながら、往時と現在の環境の変化もうかがい知れて非常に面白いです。何せ、冒頭の運転台写真からして、0系には灰皿付いているんだから(驚)。

    食堂車からコーヒーが運ばれてきたり、運輸指令に啖呵を切ったり、何より「ひかり」は2人乗務だった国鉄時代の新幹線。それに比べるとN700Aは運転室への入室を皮切りに何もかもがシステマティックだけど、30秒の遅れも許されない。なんとも世知辛いですが、新幹線に限らず、これが今の日本の世相なのでし

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    2016年08月28日
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    元運転士の著者が、新幹線の運転台に読者のあなたをご招待。
    列車の運転士、添乗の運転士、車掌、ワゴンサービスのお姉さんなどなどいろんな人が運転台に登場し、楽しくしかし緻密に新幹線の運転が繰り広げられます。
    東京から新大阪、行きは0系、帰りはN700Aで。車両の移り変わりだけでなく、会社や職場の雰囲気、運転という仕事そのものが時代によりどう変化してきたかも感じられる一冊。プロだから描ける展開、楽しめる一冊です。それにしてもやっぱりポッポ屋の会話のネタはいつの時代も変わらないなあ。

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    2014年01月11日
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    東海道新幹線は昭和39年に開業して以来50年、日本の大動脈を走ってきた。
    新幹線も0系からN700Aという機種に変わり、速さや乗り心地、時間などが変わっている。

    東海道新幹線元運転手の筆者が運転手時代にさかのぼり乗務したある日の東京から新大阪までを旅情や同乗運転手との会話を交え進めていく。
    帰りは現代で0系を運転したことのある運転手と仮定して最新型に乗り新大阪から東京まで行く。

    東海道新幹線の列車基礎知識も本文中で紹介がある。


    東海道新幹線…実は僕は完乗したことがありません。
    でも言えることは日本の大動脈。
    その裏側でこんなことが起きているとは…

    いまの新幹線に乗ってこの本を読むと一

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    2017年12月31日
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    元新幹線運転士が、あなたを運転台にご招待。まずは、35年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で出発。懐かしのエピソードやウラ話を耳に傾けつつ、桜咲く東海道をご一緒に。往路は現在の新大阪駅より、最新型N700A「のぞみ」号で発信します。日本が誇るハイテク装備やプロフェッショナルから見た車両発達史など、初公開の話題も満載。どなた様も、お乗り遅れなさいませんように!(平成26年刊 文庫書き下ろし)

    著者は、国鉄民営化直前まで、新幹線の運転士を勤めたという。退職後はライター。本書の0系部分は実体験を基に、700系部分は、取材を基に描かれているというが、元運転士ながらのリアリティーを感じる。まるで、新

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    2014年09月26日

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