工藤極の作品一覧
「工藤極」の「陛下、お味はいかがでしょう。「天皇の料理番」の絵日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「工藤極」の「陛下、お味はいかがでしょう。「天皇の料理番」の絵日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
つい、家事の合間に読んでしまった。
宮内庁大膳課の一員でいらした、フレンチのシェフのご本。
類書で「昭和天皇のお食事」(渡辺誠さん著)も読んでいたけれど、それよりも、もう少し時代が今に下った感じ。
手書きのイラストが明るく、ぬくもりがある。
平成の上皇様から、令和の今上陛下と皇后様、宮様方のお食事を通したお暮らしぶりを拝して、上つ方に限らず私達も、毎日のお食事には知恵と楽しみを凝らし。優しい物腰で暮らしたいものだと、つくづく感じた。
つい、いらいらと強い言葉ばかり使ってしまうけれど
美味しいものを頂けるのは、作ってくれる家族のおかげだし、ありがとうを増やさなくちゃいけないだろうか。
(お料理を教えて、数年が経ち、悔しいことに私よりもずっと上手に作ってくれる。よく熱を出すし、食欲の落ちがちな私が、完食出来るものを、あれこれと考えてくれる。ありがたいが、やっぱりちょっとだけ、悔しい。)
御膳のお仕事は、並大抵のご苦労ではないだろう。
鮎のポテト焼きのレシピや、メニューの書き方のルール、ご勤務のあらましまで、とても面白く読ませて頂いた。
Posted by ブクログ
宮内庁大膳課での職務とエピソードを中心にした、食のエッセイ。
第1章 宮内庁大膳課へようこそ
第2章 皇室のかたがたとの日々
第3章 僕の足跡、そしてこれから
第4章 天皇家の食卓・・・レシピ集
宮内庁大膳課の厨房第二係(洋食担当)に、5年間奉職した
著者による、天皇家の「食」と学んだこと&エピソード。
奉職までの過去と退職後の現在に至る道のりを含む。
著者自身のイラストに彩られている。レシピ集有り。
絵日記と謳うけど、実のところイラスト入り食のエッセイです。
宮内庁大膳課で天皇家の食事を提供していた体験は、
たとえ5年であれ、思い出して語りたくなる、
人間としての、料理人としての形成の場での研鑽。
厨房に入れば、毎日が緊張の連続。園遊会や晩餐会もあるし。
独特の料理用語に調理法、料理が原因となる失態はご法度。
それでも、学びと人との出会いがある。
経験豊富な主厨長からの享受、エピソードを語る先輩たち。
腹八分目の質素な食事は、食生活から健康を意識する
天皇家の「食養学」の実践。それで得た、貴重な学び。
そして、それらを読者に分かり易く提示してくれるのが良かった。
絵本のような温かみのあるイラストも、楽しかったです。