作品一覧

  • 鎖された声

    鎖された声

    小説・文芸

    4.0
    1巻3,080円 (税込)
    Goodreadsが選ぶ2024年ベストのサスペンス 20年前、妹が誘拐されて以来、刑事チェルシーは誘拐事件を憎んでいた。ある日、2年前に誘拐された少女エリーが帰ってくる。さらに一緒にさらわれた少女の死体が発見された。だが、エリーは事件について何も語らない。彼女はただの被害者なのか、それとも?
  • ロブとマリアン

    ロブとマリアン

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    『キットとパーシー』に登場した男女キャラクターによるヒストリカルクィアロマンス。 18世紀のロンドンを舞台に、異性との恋愛にトラウマを持つ公爵夫人・マリアンと、彼女を脅迫する男・ロブが惹かれ合っていく様子を描く。 【あらすじ】 キットとパーシーによる強盗計画が失敗に終わったその夜。 夫を銃で撃った公爵夫人――マリアン・ヘイズは、今の自分が唯一頼ることのできる相手であり自分を脅迫してきた張本人でもある赤毛の男――ロブ・ブルックスを連れ、ロンドンをあとにする。 脅迫する者とされる者。 いびつな形で始まった関係だったが、旅をするうちに少しずつ二人は互いに心を交わしていく。 しかしマリアンには、異性と関係を持つことにある懸念があり……。
  • 森から来た少年

    森から来た少年

    小説・文芸

    3.9
    1~2巻1,386~1,408円 (税込)
    井上順さん絶賛、米国1位の傑作サスペンス。  ある日忽然と姿を消した、いじめられっ子の女子高生ナオミ。冠番組も持つ豪腕弁護士のヘスターは、ナオミの同級生である孫のマシュウから、彼女の行方を捜してほしいと相談を受けた。何かを隠しているようなマシュウの態度を訝しみつつも、ヘスターは孫のために尽力を約束する。そんな彼女が協力を仰いだのは、幼い頃にたった独り森で育ったという過去を持つ、謎多き天才調査員ワイルド。しかし二人の捜索は予想外の過去をあぶり出し、やがて巨大な闇へと辿り着く――。  主役二人の秀逸過ぎるキャラクター、全く先の読めない展開、衝撃の事実……アメリカで刊行されるや、主要メディアで軒並み初登場1位を獲得。過去作品はNetflixで次々に映像化され、世界にその名をとどろかせエンタメ界を牽引する大ヒットメーカー、ハーラン・コーベンによる傑作サスペンス!  解説は芸能界きっての海外ミステリ小説ファン・井上順さん。 (底本 2022年1月発行作品)
  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

    怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,210円 (税込)
    生き埋めにされたばかりの死体が発見された。被害者は1980年ミネソタの森で失踪した少女の一人と判明、地元に激震が走る。未解決事件捜査官のヴァンは、カルト的小集団で育った自身の心の傷を抱えつつ、辣腕科学捜査官ハリーとチームを組み事件に挑む。少女は誰に連れ去られ、なぜ今になって殺されたのか。次々アリバイが崩れる関係者たちの真実は? ジェフリー・ディーヴァー絶賛の快作。(解説・吉野仁)
  • キットとパーシー

    キットとパーシー

    BL

    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    かつてイングランドを股にかける大強盗として名を馳せていたキット・ウェブ。今はしがないコーヒーハウスの店主として平凡な日々を過ごすキットの元に、ある日、パーシーと名乗る美しい紳士が訪ねてくる。 「仕事を依頼したい」 退屈で物足りないキットの毎日に突如舞い込んだ強盗計画。待ち望んでいたスリルと平和な日常との間で葛藤するキットに、パーシーはあきらめることなく何度も誘惑を繰り返す。逢瀬を重ねるうち、二人は互いに惹かれ始め……。 美しくも奔放な貴族と元強盗のコーヒーハウス店主。別世界を生きていた二人が織り成す、ヒストリカルボーイズラブロマンス。
  • ブラッド・クルーズ 上

    ブラッド・クルーズ

    小説・文芸

    3.3
    1~2巻1,518円 (税込)
    大勢の乗客を乗せ、北欧のバルト海を毎日往復するフェリー。だが今夜は、外界から孤立したその船上で、血と死の惨劇が始まった!
  • アナル・アナリシス――お尻の穴から読む

    アナル・アナリシス――お尻の穴から読む

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,080円 (税込)
    お尻の穴は男も女も持っている。ペニスにもヴァギナにもとらわれない究極のジェンダーフリー、アヌスから考える新しい文化論。 ペニスを挿入する男らしい支配者を頂点に戴く社会は、女であることを嫌うミソジニーの社会であり、男が女の役割をする男同士の同性愛を嫌うホモフォビアの社会でもある。本書は、男性同士のアナルセックスを描いた文学作品や映画や絵画などを取りあげ、これまでとはまったく違う解釈をしてみせることで、この男根中心主義、ホモフォビアに支配された社会規範に真っ向から挑み、パラダイム・シフトを仕掛ける。その立役者に抜擢されたのが、男も女も平等に持っているお尻の穴である。 イギリスの「変なタイトル賞」受賞作であり、著者はブランドン大学でクィア論やジェンダー論を研究する助教授であり、「文学批評と現代の生活においてアヌスは無実の罪を着せられている」と真剣に憂いている。英語には「arsehole」「ass wipe」(どちらもマヌケなど、)「pain in the arse」(問題児、悩みの種)などの表現があり、このような表現は一般にホモセクシャル、不能、ひ弱さと結びつけられている。映画化もされた『ブロークバック・マウンテン』などのポピュラーな小説を題材に、文化の中のアヌスの扱われ方を論じることでファロセントリズム(男根主義)から脱却し、ジェンダー、特に男性性を新たな視点から検討する。 原題:Reading from Behind: A Cultural Analysis of the Anus

ユーザーレビュー

  • THE MATCH

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作「森から来た少年」の主人公ワイルドが活躍するシリーズ第2弾。本作でもワイルドは自分の親族を探している。物語はいくつかの遺伝子鑑定会社(ネットサイト)を使って調査しているシーンから始まる。

    ワイルドの親族探しが1本の大きな柱、もう1本の柱がリアリティ番組で有名になった男の行方探し。この2本柱がくっついたり離れたりしつつ、SNSの異常偏執投稿やリアリティ番組での人格や価値観崩壊(日本でも自殺者でてたヤツ)、警察などを挟みながら、物語が進んでいく。

    前作との一番の違いは、伏線回収の見事さ。置いてけぼりにされてる問題はほぼなく、前作で拾えなかった伏線も綺麗に回収していく。あまりに見事すぎて「え、ワイルドシリーズはもう終わりなん?」と心配してしまうほど。

    メインキャラクターがとても魅力的なので、できればこのシリーズは続いてほしいなぁと思うのだが

    0
    2026年04月25日
  • 怪物の森―未解決事件捜査官ヴァン・リード―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ジェス・ロウリー『怪物の森 未解決事件捜査官ヴァン・リード』新潮文庫。

    女流作家によるシリーズ第1作。

    『ファーム』という名のカルト的小集団で育てられた過去を持ち、事件の手掛りを悪夢という形で知る特殊能力を持つミネソタ州犯罪捜査局BCAの未解決事件捜査官エヴァンジェリーン・リードと辣腕科学捜査官ハリー・スタインベック、ヴァンが指導したカイルの3人がチームを組み、長らく未解決となっていた42年前の3人の少女失踪事件に挑む。

    トラウマになるような過酷な過去を経験し、超常的な特殊能力を持つ未解決事件捜査官エヴァンジェリーン・リードが、実はスウィートティー殺人事件で3人の男性を殺害した犯人であったという衝撃の秘密。そして、その事件に相棒のハリー・スタインベックが固執し続けるという皮肉な事実。

    設定はこれ以上無い程に見事で、ストーリーも起伏に富んでいて面白い。浮かび上がっては消えていく容疑者たち。


    1980年の夏、上流家庭に育つ8歳のアンバー・カインドと同級生のルー・ラーセン、その妹で5歳のリリー・ラーセンの3人の少女がミネソタの森の中で姿を消し、3人の少女たちは『盗まれた少女たち』と呼ばれる。

    その後、3人の中の1人、ルー・ラーセンだけが、灼熱のアスファルトで火傷しながら裸足で戻ってきたが、事件の記憶を一切失っていた。

    そして現在。女性の生き埋め死体が発見され、その女性は発掘される直前まで生存していた上に、1980年にミネソタの森で失踪した3人の『盗まれた少女た』の1人であることが判明する。

    少女たちは誰に連れ去られたのか。なぜ42年も経った今になってアンバー・カインドは生き埋めにされたのか。

    次々と浮上しては泡の如く消えていく容疑者たち。まるでヴァンの奮闘を嘲笑うかのように次々と彼女の前に立ち塞がる幾つもの高い障壁。残された時間は24時間。

    本体価格1,100円
    ★★★★★

    0
    2025年12月04日
  • 鎖された声

    Posted by ブクログ

    怖かった。めちゃくちゃ嫌な題材の話ではあったが、終わりが気になり、また、とても読みやすいこともあり、1日で一気読み。まじで腹立つ!ミステリーではあるが悲しみと深い問題提起を誘う話。

    0
    2025年08月16日
  • THE MATCH

    Posted by ブクログ

     『森から来た少年』は、奇想天外なアイディアで生まれた、いかにもコーベンらしい奇作であった。森に棲んでいた非文明的少年ワイルドは、40代にさしかかっている。彼は超奇妙な私立探偵存在として現代文明の中に沸き起こる現代的事件を解決に導いてゆく。解決できていないのが彼の正体。彼はなぜ独り森で育つことになったのかという謎。

     またワイルドとダブル主人公的に活躍するのが、何作ものシリーズや単発作をまたいで登場する女性弁護士ヘスター・クリムスティーンである。そう。このシリーズは続編である本書と併せてワイルドの出生の秘密に迫るのが本書なのである。なので『森の中の少年』を読んだ人はこれを読まなくては完結しない。そう言われて読まない人がいるだろうか? 一方でヘクターの家族の歴史が重要な分岐点を迎える物語でもある。ヘクターおばちゃんのファンであってこれを読まないなんていう読者が果たしているだろうか?

     さて本書。主人公ワイルドがDNA鑑定を通じて近親者を探していたところ、DNAが50%マッチした人物がいることを知るが、特定には至らない。一方、ワイルドにメールを送ってきていた人物が母方の血縁者と知り、こちらでもDNAのマッチ確立を探るが、その人物がTV番組で名が知られた挙句、ネット内で追われ失踪中とワイルドは知る。ワイルドの追う人物がリアリティ番組の参加者がネット世界で怒りや攻撃の的となり炎上したと言う。そんななか、ワイルドは警察官らの悪辣な暴力に曝され瀕死の状況に追い込まれる。彼をも巻き込む闇ネットの存在は何か? スリルと謎の深さが半端ではなく、ジェットコースターなみのストーリー展開と、錯綜の複雑さが混乱とミスリードを呼ぶ。

     読み進むにつれもつれた人間関係がほどけてゆくのだが、真偽や正邪の判断もつきにくい過去と現在の状況がネット情報とリアルの隔たりの狭間に溢れ、ワイルドとともに読者も混乱に突き落とされてゆく。何よりも見た目通りではない人物の多さと、何層もの虚実を剥いてゆくストーリーの複雑さが混乱を呼ぶ。

     一気読みに近いが、登場人物が多く複雑に互いが絡み合っていることもあってキャラクター表での確認作業が読書中とても大変であった。リアルとバーチャルの多次元的ストーリー進行もあまりに現代的なので、コーベンの作品中最も難読度の高い作品であるように思う。森で育ったこどもが大人になってこれほどの多次元バーチャル化した世界に対応してゆく才能とその知性には驚かされるが、ワイルドという個性の持つたっぷりと溢れかえるヒューマニティが作品の殺伐さを根底で救っている物語であるとも言える。

     いずれにせよ、設定も進行も奇才ハーラン・コーベンならでは個性に満ちている。語り口は平易で、場面転換も豊かで相変わらずのリズミカルなミステリーである。魅力的なヒーロー&ヒロインの悲劇と喜劇の多重構造の謎で構築されたこの世界。それらをしっかりと味わいながら是非とも丁寧に読んで頂きたい力作である。

    0
    2024年01月06日
  • ブラッド・クルーズ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ピア〜〜〜〜!!!

    アンティ何なんだよこいつって思ってたんだけど期待通り先に1人で救助艇で逃げてて笑った カッレやピアがダンと対峙してる間にコッソリって感じなのかな

    結局最後のマリソルは感染してるっぽい描写なので救助先で覚醒しちゃいそう 妊婦さんだし不穏


    なんか総括としてはゾンビが吸血鬼になっただけじゃん!ではあるんだけど マッデとかピアとかすごくよかったからそこは好き

    0
    2026年09月03日

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