顕在意識に方向性を与える潜在意識、更にそれに形を与えるのをメタ無意識と名付ける。
メタ無意識を鍛えれば、病は気からの気を変えられるのではないか、と取り組んで居る筆者の本。
以下、読み取り※※※
人間はミラーニューロンで相手のメタ無意識を読み取る。
(具合悪そうとか期限悪そうとか、調子良さそうとか読み取れるし、影響受けるもんね。ミラーニューロンで、一緒にいる人の影響受ける説)
人を超えた意識であり文化やルール、心=メタ無意識
自分にとっての「当たり前」はどこから来た考え?というのを意識して捉え、良い方に改変していく。
「見えない何かに動かされている」という前提を取り払う
→「感情も身体も役割も自分自身ではなく、私が管理し、コントロールするものだ」「感情も身体も自分でどうにかできる、都度処理できる」
感情も身体も役割も、自分が欲しいものを手に入れるための道具で、自分が管理できるし能動的に管理するもの。
「偽りの自分」を無意識に選んでしまう理由
→世の中のルールを価値基準にしてしまっていた。
これからは自分の本当の生きる目的を判断基準にする。
メタ無意識のパターンとして自分の思考や言動に自覚的になり調整していく。この積み重ねによって自分のやりたいことが明確になり、目的がスムーズに実現されるようになる。
うまくいく人の成功脳パターン
主体的に行動する。
目的を持って動く。
喜びの基準は、自分。他人が喜ぶかどうかを基準にしない
未来基準…何のためにやりたいのか?
うまくいく方法が与えられるのを待たない、うまくいく方法を自分で考え選択する意志をもって選ぶ。
体験の心地よさより目的・ゴールのその先に期待する。
ポジティブなこともネガティブな事も自分が創り出したものと考える自己原因型の思考法。
嫌なことが起きても、好機がきた、面白いことが起きたと思う。楽観主義。
自分がやろうと決断する時、「生きる目的」に基づいた「自分の価値観」に頼る事で脳が本気とみなす。
やらなきゃという義務型より、やりたいと思う欲求型のほうが物事は成し遂げられる。
うまくいく人は健康でない自分も上手く出来ない自分もダメだとは考えない。「自分はそもそも価値があるしそのままでOKだ」「たまたま上手く行かないだけ」絶対的自我
【本当の自分】として生きていく自己実現のため、という目的意識で動く!
脳は喜びより恐れを実現する。それだけ恐れはつよい。ので、注意が必要
【生き残りや安心安全】を求めると、その対比として、脳はまず苦痛な記憶を想起して保存し、苦痛な記憶が強化されていく。
【脳は逆に動く=生を強く感じる為に死を、善を感じる為に悪を実感する現実を作り出す】この特性を活かし「やらない事リスト」を作って嫌なものはわかっていると自分ルールを脳に染み込ませる。
脳はストレスがない二分法を好む。
好ましくない記憶をハッキリ意識に上げる事で、その逆を用意させる。
【徹底的に自分基準で】
脳の認識を変える
お金を払う苦痛→社会に貢献している。と意識するなど
無意識、顕在意識、行動が一致すると馬力がでる
セルフイメージ、自分の環境、行動、能力、信念・価値観、全て統一できたら小さな力でもレーザー光のように進む。
脳はすぐ思い出せることを正しいと思い込みがち。
ダメかも!と思うとストレス物質が出て苦痛系が働く。危機回避モードになってしまう。
なので余裕があるうちに「こういう事が起きたら、こう、対処しよう」と起きてほしくない出来事をどう捉えるか先に海馬に学習させておく。
想定内なら怖くない!
潜在意識は単純だから手っ取り早く実現しようとする。休みたい→風邪をひく
嫌なことは嫌、やらないと決めておけば無意識回避の悪い願望実現での病気怪我をしないですむ。
潜在意識は全てそのまま受け取る(善悪がない)
潜在意識との小さな約束も守る。破ってばかりいると「やると言ったことは、やらないようにサポートすればいいんですね」と正しい協力はしてくれなくなる。
記憶が真実かどうか脳には関係ない。
脳は都合良く記憶をでっちあげる。
足を引っ張っている記憶はどんどん洗い出してやり直し(想像力で改変)現実との兼ね合いで調整していっていい。
自信も感覚も自分次第。
願望を実現させるには「頑張る」「努力」「目指す」は禁句
言葉と魔法は全く同一。自分でやりたいからやるのだ、という自己決定感が生まれると、いい信じ込みが定着して行動に移せる。
自分という名の辞書を編集する。
言葉は脳を変え、人生を変える。
物事をどう言語化しているか。
どういう信じ込みによって思い通りの人生を送れないようになっているのか?
どうすればそこから抜け出せるのか?
自由を再定義する。
誰にも何も言われず、やりたい事を際限なくできる状態。
「過去、身の回りに起きた事は、自分の想い・意志・意図でやったことだ」
自由はこれから得られる未知の何かではなく、過去既に起きた事の解釈の中にある。
愛は、自分にとってどんなものか。そのためにどんな人間関係がほしいのか。自分で過去から洗い出して、再定義してからほしい愛を想定していい。
マインドフルネスで過去のことが思い出されたら「今脳内で起きている」と気づいて、未完了の記憶としてあつかうこと。
蘇った記憶は避けるのではなく、それはそれで今処理し直す必要がある。
でないと、より強いメッセージとして病気などが起きる。
人は食材そのもより、今は食材のイメージを食べている。好んで食べているのはどんなイメージ?ダメなメッセージを食べていないか確認してみる。
安いもので済まそう=自分は安い人間だ、という価値観を自分に言い聞かせていないか。
レベルが変わる時、慣れない環境に飛び込むので緊張しますが、それを少しずつ慣らしていく。
脳は願望では動かない。
必要性があれば動こうとする。メタ無意識、無意識、脳に必要の理由を教えること。