マリリン・ロビンソンの作品一覧

「マリリン・ロビンソン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ハウスキーピング
    目と心を凝らして、やっとわずかな変化が感じられる物語の進み方。小さく小さく、ささやかに出来事は起こる。最終盤は唯一ドラマチック。橋を渡るシーンが名場面。分かりやすい希望には繋がらない。閉塞した、アイデンティティを明かせない、この世に根を持たない人々の物語。
  • ハウスキーピング
    初読み作家。ピュリツァー賞を始め高い評価を得ている。かといって日本人に合うといえないと感じた。静謐、豊かな自然描写を背景に「ハウスキーピング」-家を守る概念をそれぞれの人物が語り、動く。祖父、祖母、母の余りに哀しい死に方。双子が辿る人生に大きく関わってくる叔母の影はある意味疎ましく、煩わしい。聖書の...続きを読む
  • ハウスキーピング
    米国の湖畔の町に両親を亡くしたルースと妹のルシールは、祖母と暮らしていた。やがて祖母が亡くなり、母の妹である叔母のシルヴィがやって来て、姉妹と暮らすようになる。しかし、シルヴィは流れ者とみられ姉妹の保護者としての資質には疑問が持たれる。姉妹は、半年もの間学校へ行かなかった。湖畔の自然の中で自由に暮ら...続きを読む
  • ハウスキーピング
    ハウスキーピング=家を維持すること
    家という言葉にはもちろん、家族、家系も含まれる…

    大きな湖のそばの一軒の家
    湖に落ちた列車の車掌だった祖父。病気でなくなった祖母。湖に車ごと飛び込んだ母。流れの労働者になった叔母。ルースとルーシー

    聖書の引用。耳馴れない言葉。長いワンセンテンス。
    とても美しい...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!