杉山剛士の作品一覧
「杉山剛士」の「埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「杉山剛士」の「埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
佐藤優さん。存じ上げてはいましたが、あまり経歴や人となりも知らなくて、著書も読んだことがなかったのですが、何だか面白い方だな、と思いました。他の著書も読んでみようかな。
この本は、別に浦和高校に興味はない、と言う方も読んでみる価値はあるなと思いました。特に、これから高校受験するお子さんのいる親御さんや、(多少理解しにくいかもしれないが)中学生が読むと、色々と勉強になると思いました。
印象に残ったところをいくつか。
・『総合知』
・受験勉強は無駄じゃない
・受験に適正がなくても『良い大学』はある/知名度は低くても学内の教育体制が充実している(上越教育大学・名古屋工業大学・名桜大学など)
・与件もしくは制約の中で最大限の力を発揮する『総合マネジメント能力』、『見えない学力』
・数学は数Ⅲまで履修すべし/『大学基礎数学 キャンパス・ゼミ』『東京大学 教養英語本Ⅰ』
・非合理なものは不条理を防ぐ、無駄や無理というものが長い人生で生きてくる
・教育は手段ではなく目的
さらに、本筋とはズレるが印象に残ったこと
・外務省の盗聴防止部屋(今はどうなっているの!?)
・2018年度センター試験のムーミンの出題(これ当初批判されたけど後々、批判には当たらない、むしろ良問って声あった)
・浦高の生徒の4%は非課税世帯。そういった子供の受け皿になっている。教育の達成というのは、その経済背景に影響されるのは事実だが、それぞれの親御さんも生徒自身もよく浦高入学まで頑張ってきたなと心を揺さぶられる(入学金の減免処置があるとのこと)浦高にたどり着いた子どもたちを伸ばし、次のステージに送り出すための仕組みは揃えてある:校長談
・韓国籍の生徒へのアドバイス(表面的な理想論やきれいごとではなく、親や民族は選べないから背負っていくしかない、日本にある無意識の差別についても触れつつ、具体的なアドバイスをしていることが印象的で感動。姜尚中さんを紹介してくれると!)
・物理のレポート年間20本(自分だったら嫌すぎる)
Posted by ブクログ
著者が、母校である浦和高校で行った講演記録と、校長先生との対談録。
浦和高校といえば、埼玉県下では最もレベルの高い県立の男子校で、公立高校トップクラスの東大合格者数を誇る進学校だが、本書で言う「受験刑務所」というわけではない。周囲の浦高出身者を見ても、学校行事や級友との交友を全力で楽しみ、場合によっては1浪してきっちり有力校に進学するという感じだし、向上心をちゃんと持った人が多い。
受験だけ考えれば特定科目だけ一生懸命やるのが「効率的」なんだろうけど、教養の幅が広い人ほど大学以降の伸びしろがあるように思う。高校生やその保護者向けという感じもあるが、自分がどうやって教養を深めるか、という視点では、ビジネスパーソンにも参考になる内容だと思う。