作品一覧

  • グッバイ、レニングラード ソ連邦崩壊から25年後の再訪

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,629円 (税込)
    五木寛之、藤原正彦氏激賞、期待の新鋭! 十歳のときにみた崩壊直前のソ連邦。 四半世紀後の再訪、ロシアは変わったのか。 その歴史の光と影を綴った渾身のルポルタージュ。 1991年夏、10歳の私はモスクワにいた。 帰国直後、ソビエト連邦崩壊。 2016年、トランプ大統領誕生の当日、私はふたたびロシアに向かっていた。 戦時中、ナチスドイツによって完全包囲され、100万人もの市民が餓死・凍死した ロシア第二の都市・サンクトペテルブルクで誕生したある曲の軌跡を探るために。 ――ショスタコーヴィチ作曲『交響曲第七番』、またの名を『レニングラード』。 ソ連邦崩壊後のロシアは変わったのか。 そもそもロシア革命とは何だったのか。 それぞれの夢と理想、そして現実を伝える渾身のノンフィクション!
  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,552円 (税込)
    独ソ戦最大の謎といわれた「カティンの森事件」──そのなかにたったひとり女性の犠牲者がいた。彼女の足跡を追う旅は、やがてポーランドという国家とある一家の激動の歴史を明らかにする。 カティンの森事件──二万人のポーランド将校が何者かによって虐殺された独ソ戦の闇。 その犠牲者のなかに、たったひとり女性がいたことはあまり知られていない。 彼女の名前はヤニナ・レヴァンドフスカ。優秀なパイロットであった彼女の頭蓋骨は調査隊によって持ち去られ、長らく歴史の表舞台から姿を消した。 彼女の足跡を追う旅は、ワルシャワからクラクフ、グダニスク、ポズナン、そしてカティンの森へ……。 ポーランドという国家と一人の女性、そしてその一族の運命が重なり合う、歴史紀行ノンフィクション。 ◆目次◆ プロローグ 第一章 ポーランドいまだ滅びず 第二章 ふたりの将軍 第三章 ヤニナは空を目指した 第四章 開戦前夜 第五章 収容所のクリスマス 終 章 カティンの鳥たち エピローグ

ユーザーレビュー

  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    Posted by ブクログ

    歴史の狭間、カティンの森の虐殺の犠牲者の唯一の女性、バイロットの生涯を追いかけるスケールの大きなノンフィクション。

    ソ連とドイツの間、歴史に翻弄されるポーランドを舞台としたノンフィクション。

    0
    2023年08月11日
  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ポーランドの歴史に触れると共に、その惨状を知ることは知るべきことだと思う(なかったことにはできないこと)。ただ、非常に胸が痛くなった。今のロシア・ウクライナ戦争を考えると歴史を繰り返してしまっている。スターリンがプーチンに変わって。本の話に戻るが、そもそも独ソ戦争なわけで、その2か国から侵略され惨殺されるポーランド。当たり前のことだが、戦争はあってはならないことということを思い知らされる。そこで唯一の女性飛行士(戦闘員)として戦争に参加したヤニナ。そして妹も・・。決して彼女たちの人生をなかったことにしてはならない。無駄にしてはならない。知ることができてよかったと思う。

    0
    2023年07月30日
  • グッバイ、レニングラード ソ連邦崩壊から25年後の再訪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【散って,崩れて,追いかけて】ナチス・ドイツによるレニングラード包囲の中で生まれたショスタコーヴィッチの交響曲第7番。ソ連の崩壊直前に子ども特派員として同国を訪れた著者は,その成立に迫る番組の取材でロシアを再度訪れるのであるが......。今はなきソ連と今日のロシアをつなぐ線を紡いだエッセイです。著者は,ライター兼出版プロデューサーとして活躍する小林文乃。


    事実の羅列としてのソ連・ロシアの歴史ではなく,物語としての歴史を透徹することに成功している作品。なかなか外部からは覗き知り得ない国民的記憶の底を浚ったエッセイとして見事な一冊だと思います。過去と現在が見えないところでつながっている感覚を

    0
    2018年04月25日
  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    Posted by ブクログ

    歴史の詳細さは、全体の大きな流れを想起させ、知識になる感じがある。「カティンの森」で行われた虐殺。この本が出版されなければ、私は殺戮の事実を知らないまま過ごしていただろう。

    0
    2024年12月26日
  • カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士

    Posted by ブクログ

    『カティンの森』事件は知っていたから、そこのヤニナってなに?誰?ぐらいの気持ちで読み始めたんだけれど、犠牲者の中に女性が一人いたと知って驚いた。多分、無意識に虐殺された将校とはすべて男と思い込んでいたんだろうな。そのヤニナを追ったノンフィクションであるけれど、最初はなにか紀行文を読んでいるような感じだった。ソ連、今はロシアか、の人たちはこの事件をどう考えるんだろう。あれはドイツのやったこと、とか、あの時代のことだから、とか言うんだろうか。それ以前にこんなことがあったということも知らないのかな。

    0
    2024年11月09日

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