グッバイ、レニングラード ソ連邦崩壊から25年後の再訪

グッバイ、レニングラード ソ連邦崩壊から25年後の再訪

1,629円 (税込)

8pt

3.7

五木寛之、藤原正彦氏激賞、期待の新鋭!

十歳のときにみた崩壊直前のソ連邦。
四半世紀後の再訪、ロシアは変わったのか。
その歴史の光と影を綴った渾身のルポルタージュ。

1991年夏、10歳の私はモスクワにいた。
帰国直後、ソビエト連邦崩壊。
2016年、トランプ大統領誕生の当日、私はふたたびロシアに向かっていた。
戦時中、ナチスドイツによって完全包囲され、100万人もの市民が餓死・凍死した
ロシア第二の都市・サンクトペテルブルクで誕生したある曲の軌跡を探るために。
――ショスタコーヴィチ作曲『交響曲第七番』、またの名を『レニングラード』。
ソ連邦崩壊後のロシアは変わったのか。
そもそもロシア革命とは何だったのか。
それぞれの夢と理想、そして現実を伝える渾身のノンフィクション!

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グッバイ、レニングラード ソ連邦崩壊から25年後の再訪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月21日

    10歳の時に子供特派員でソ連を訪れた著者が25年の時を経てロシア・サンクトペテルブルクを再訪する。
    再訪の主な目的はショスタコーヴィッチの交響曲第7番の軌跡を探るため。
    私は、彼女がソ連を訪れるよりはるか以前の1977年に彼の地を訪れたことがあるが、レニングラードに、そしてショスタコーヴィッチの作品...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年04月25日

    【散って,崩れて,追いかけて】ナチス・ドイツによるレニングラード包囲の中で生まれたショスタコーヴィッチの交響曲第7番。ソ連の崩壊直前に子ども特派員として同国を訪れた著者は,その成立に迫る番組の取材でロシアを再度訪れるのであるが......。今はなきソ連と今日のロシアをつなぐ線を紡いだエッセイです。著...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年04月18日

     著者は言う;
    「偶然にも私は、崩壊間際のソ連を体験した、恐らく最後の日本人のひとりとなったのだ。」

     それなら、私は、
    「偶然にも、崩壊直後のソ連を体験した、恐らく最初の日本人のひとりとなったのだ。」
     と言える。

     1991年8月のソ連邦崩壊のクーデター。
     その時、自分は、いよいよ9月から...続きを読む

    0

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