作品一覧

  • 仏教のミカタ2―仏教から現代を考える31のテーマ
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    「仏教のミカタ」シリーズ第2弾。社会問題や人生の悩み、日々の暮らしの中にある様々な出来事から31のキーワードを抽出し、“仏教のミカタ(見方)から考えてみると?”を提起する一冊です。「戦争」「仮想現実」などの現代社会における様々な課題や、仏教が向き合い続けてきた「生・老・病・死」についてなど、多様なテーマを収録。31名の著者が執筆し、各文章の末尾にはキーワードに関するブッダや親鸞聖人などの言葉を紹介します。
  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉
    4.8
    1巻999円 (税込)
    震災後、日本中に響いた「頑張れ日本!」のかけ声。一日も早い復興を願うのはもちろんだが、今の日本には悲しみを正面から受け止める力が失われつつあるのではないか、と著者は主張する。つらい現実から目をそらさずとことん悲しむことで、生きる力が涌き、真に優しくなれるはず。孤独死・自殺問題に取り組んできた若き僧侶が被災地で見た死と祈り、そして希望を、仏教の言葉を通して伝えていく。

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  • 死ぬ時に後悔しないために今日から大切にしたいこと
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    あなたは〈その時〉に「ありがとう」と言える人がいますか? 大きな病気や肉親の死を経験し、生前から葬儀やお墓の準備をする人も多い。自分の人生を「これでよかったんだ」と、本当に満足して終えるためには自分なりの死生観を持つことが大切。死ぬ時に後悔しないためには、普段の生き方が大切です。「自分はこれでよかったんだ」と、あなたは自分の人生に満足して逝けますか?2000人を看取った「死」の現場からのメッセージ。

ユーザーレビュー

  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

    Posted by ブクログ

    「死についての悲しいできごと」から少しでも立ち直りたく、本のタイトルから手に取ってみました。
    著者は僧侶。サブタイトルの「2000人の死を見た」そのまま、さまざまなケースの死の現場の実体験をいくつも紹介しています。
    ホスピス現場や東日本大震災の現場での学び、気づき、患者さんの思い、痛々しいほど伝わってきました。
    当たり前のことですが、いろんな生があって、いろんな死があって、遺された人もいろんな想いがあるのだと改めて考えさせられました。

    仏教の教えは誰もが学べることで、誰もが引用できますが、こちらの著者はたくさんの活動をされ、その中で学びや気付きがあり、嬉しいこともあれば辛辣な悲しい思いもされ

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    2025年03月01日
  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

    Posted by ブクログ

    人間の心の推移をしっかり見つめて、お話を聴いて行くことが必要ということが理解できる。時には親鸞聖人やマザー・テレサの言葉などを引用しつつ、しかしあまり宗教色は感じられず読むことができる。筆者自身の経験があまり美化せずに現実に即して書かれていることに好感が持てた。

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    2012年07月26日
  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チェック項目32箇所。お釈迦様の悩み・・・人間として生まれてきた苦しみ。仏教では「悲しみ」の心を大切にしている・・・慈悲・・・悲しみから慈しみが生まれる。悲しみから目をそらさずに受け止めることができた方ほど穏やかな気持ちになれる。生まれてこなければ良かった・・・愛されたい、必要とされたい。思い通りにならないことを思い通りにしようとするから苦しみが生まれる。すべてをあるがまま受け入れる。一切皆苦・・・人生は苦しくて当たり前。「死にたい」・・・自分のことをわかってほしい。自分の行いを認めるのは勇気がいる。死から目をそらさない・・・親が子にする最後の仕事は死に様を見せること。明日はどうなるかわからな

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    2011年10月16日
  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

    Posted by ブクログ

    子供の時、感受性の強かった僕はそれを素直に受け止めることが出来なくて、できるだけ能面を装うようにしていたように記憶する。でも、心はいつもヒリヒリしていた。大人になってからもそんな一面は残っていて、感情を制御するためにいろいろなものを切り捨ててきたような気がする。

    切り捨ててきたものとはなんであったか。それは、悲しみであったり、寄り添う気持ちであったり、祈りであったり、抱きしめる行為であったり、お詫びする心であったり、そのようなものであったということが、この本を読んで思うことができる。

    著者はまだお若いお坊さんであるが、ホスピス勤務そして東北の大震災で多くの方の死を看取られ、悲しみや苦しみに

    0
    2011年08月24日
  • 悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悲しいんでいる人を前に、人は「早く元気になって」「頑張って」
    と声をかけがちだ。
    この本は、「はやく悲しさから抜け出し、元気になれ」と
    強要される風潮からの違和感から出発し、
    「悲しいとき、まっすぐ悲しさを受け止める」ことの重要さを
    説いている。このテーマは非常にすばらしい。
    また著者が触れ合った人の体験談を通じ、
    著者の主張の全体像を伝えようとする編集も秀逸。

    ただし、各論では、若干著者の思想や主張がわかりづらい。
    たとえば著者は、死を前にした方への苦々しい思いを
    その当人に指摘される。
    そして著者は自己肯定されたと感謝して涙を流したとある。
    なぜ感謝? 反省ではないのか?
    このあたりの心

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    2011年08月21日

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