作品一覧

  • 記号論
    4.0
    文字、数字、音符、絵画、人の表情や動作、空に浮かぶ雲のたたずまい……人間にとって世界は膨大な記号の集積だ。世界を解読するのにも、表現するのにも、記号は不可欠のツールであり、われわれは日常においてそれを疑うことなく用いている。しかし記号の使用は、無制限にいつも成り立つものなのか? こう問い直すことで世界や人間の営みを解明する糸口が開ける。たとえば、心をめぐる謎を解く手がかりも、記号と心についての常識を疑ってみるところから得られるのだ。さまざまな領域における記号の構造を解説し、それを読み解く最強の技術、論理学の基礎へと、最小限の道具立てで易しく誘う。
  • なぜと問うのはなぜだろう
    3.5
    心とは何か? ある/ないとはどういうことか? 人は死んだらどこに行くのか──好奇心に導かれて人類が問いつづけてきた永遠の謎に、自分の答えを見つけるための、哲学的思考への誘い。
  • 【電子復刻】多元的宇宙
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はドイツ観念論の影響から抜け出そうとする当時の欧米哲学界の状況を紹介しながら、宇宙が多元であるという彼の理論を展開する。思想史的にも興味深い書物である。 [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。

ユーザーレビュー

  • なぜと問うのはなぜだろう

    Posted by ブクログ

    1977年に刊行された本の復刊。内容は現在でも充分説得力のある内容。科学の成り立ち、考え方を丁寧に示し、科学で多くのことがわかって来たことに言及。しかし、それでは解決できないこともあり、哲学の活躍する意味合いや存在意義がよくわかる良本。

    0
    2018年06月27日
  • 記号論

    Posted by ブクログ

    同じ著者の『論理と哲学の世界』のさらに前段の、「記号とはどういうものか」についての本。論理学の主要なこともさらっとまとめて書いてあり、知識のある人が頭の中をまとめるのに読んでも参考になると思う。

    0
    2017年10月13日
  • なぜと問うのはなぜだろう

    Posted by ブクログ

     数学者、というか、そっちの方面の専門家であるのかと読んでいたら、哲学の人だった。まあ、どっちも、ホントは一緒なのかもという思いがずーっと浮かんでくる。
     哲学は一人でやっててもはかどらないし、クヨクヨしてヤバいかもしれないから、仲間ができてからやるのがいいとおっしゃっているのに、ナルホドと思いながらも、こういう本って、少年・少女が読む場合、一人でいるタイプが読むよなあ、って、ちょっと笑った。

    0
    2019年02月15日

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