アダム・ラザフォードの作品一覧

「アダム・ラザフォード」の「ゲノムが語る人類全史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ゲノムが語る人類全史
    3.5
    1巻2,037円 (税込)
    ◆考古学ではわからなかった「世界史」の最先端◆ ヒトゲノム計画以降、急速な進化を遂げたDNA解読技術によって、 私たちは数万年前の人類のゲノムも抽出・分析できるようになった。 それにより、遺骨や遺跡の存在が不可欠だった従来の歴史学は一変。 ゲノムの痕跡を辿ることで、骨さえ見つかっていない太古の人類から 現在の私たちへと繋がる、祖先の知られざる物語が解き明かされた―― ・ホモ・サピエンスはネアンデルタール人と何度も交配していた ・DNAにのみ痕跡を残す、知られざる「幻の人類」が発見された ・狩猟から農耕への移行を加速させたのは、二つの突然変異の出現だった ・現存する全人類の共通祖先は、わずか三五〇〇年前、アジアにいた ・ヨーロッパを二度襲ったペスト菌はどちらも中国からやってきた 【目次】 ■序 章 人類の歴史はDNAに刻まれている ■第一章 ネアンデルタール人との交配 ■第二章 農業革命と突然変異 ■第三章 近親相姦の中世史 ■第四章 人種が消滅する日 ■第五章 遺伝学は病気を根絶できるか? ■第六章 犯罪遺伝子プロジェクト ■第七章 ホモ・サピエンスの未来 ■解 説 ゲノムで辿る日本人のルーツ 篠田謙一(国立科学博物館人類研究部長)

ユーザーレビュー

  • ゲノムが語る人類全史

    Posted by ブクログ

    遺伝子から分かるいくつかのトピックスについての本。
    もちろん、この手の本では定番になっているネアンデルタール人やデニソワ人との交配についても書かれている。

    王族の遺伝子の話など、話題がヨーロッパに偏っているところは背景の理解が薄い日本人が読むにはつらいところだ。ただ、ヨーロッパには家系図の記録が豊富だという意味でアドバンテージがある。ハプスブルク家などで幼くして死んでしまう子供が多かったという事実は、ハプスブルク家がどれくらい重要な家系であったかよく理解していないながらも、遺伝的な問題がヨーロッパの歴史に影響を与えたということを教えてくれる。
    また同じくヨーロッパの歴史的な部分での知識を欠く

    0
    2019年01月02日
  • ゲノムが語る人類全史

    Posted by ブクログ

    読んでいるときは、何が言いたいのか、ちんぷんかんぷんだったが、読み終えてから目次にある各章の見出しを読むと、何だかわかった気に。ゲノムと言うと、構造を編集できるか否かに関心が勝手に及んでしまうが、そのようなことには触れていない。

    0
    2018年02月15日

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