アダム・ラザフォードのレビュー一覧

  • ゲノムが語る人類全史

    Posted by ブクログ

    遺伝子から分かるいくつかのトピックスについての本。
    もちろん、この手の本では定番になっているネアンデルタール人やデニソワ人との交配についても書かれている。

    王族の遺伝子の話など、話題がヨーロッパに偏っているところは背景の理解が薄い日本人が読むにはつらいところだ。ただ、ヨーロッパには家系図の記録が豊富だという意味でアドバンテージがある。ハプスブルク家などで幼くして死んでしまう子供が多かったという事実は、ハプスブルク家がどれくらい重要な家系であったかよく理解していないながらも、遺伝的な問題がヨーロッパの歴史に影響を与えたということを教えてくれる。
    また同じくヨーロッパの歴史的な部分での知識を欠く

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    2019年01月02日
  • ゲノムが語る人類全史

    Posted by ブクログ

    読んでいるときは、何が言いたいのか、ちんぷんかんぷんだったが、読み終えてから目次にある各章の見出しを読むと、何だかわかった気に。ゲノムと言うと、構造を編集できるか否かに関心が勝手に及んでしまうが、そのようなことには触れていない。

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    2018年02月15日