作品一覧

  • 自民党と派閥 政治の密室 増補最新版
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    読売新聞主筆が「密室政治」の内実を記した『派閥と多党化時代 政治の密室 増補新版』(雪華社・1967年)を緊急復刊!! 元読売新聞政治部長(専務取締役編集局長)の前木理一郎による「令和の派閥と政党政治の将来」についての解説を収録。 自民党裏金事件が政界を揺るがす今こそ必読の1 冊! 派閥の発生理由 第一には国会議員が、官役職を得る足場として派閥に属して、その序列を待ち、"親分" たる実力政治家の力を頼ろうとすることにより、第二には、資金的な恩恵を得ようとすること(本文より) 【目次】 復刊にあたって 前木理一郎 序章 敗者―党人派の没落― 第一章 密室―総裁公選の証言― 第二章 人気―指導力と大衆― 第三章 資金―政界の土壌― 第四章 派閥(上)―権力への階段― 第五章 派閥(下)―実力者の系譜― 第六章 多党化時代―一九六七年選挙の底流― 第七章 二党制の神話―多党化のすすめ― 第八章 密室政治の終焉―多党化時代の政権― 附表 戦後総選挙各党議席数及び得票率一覧表 あとがき 増補第一章 令和の派閥―人事、カネ、選挙、総裁選―前木理一郎 増補第二章 政党政治の変遷と将来―多党化時代の行方―前木理一郎 附表 自民党の主な派閥(グループを含む)の変遷 解説 前木理一郎
  • 反ポピュリズム論
    3.8
    1巻660円 (税込)
    ポピュリズムという毒が日本中に回っている。小泉ブーム、政権交代、そして橋下現象……なぜここまで政治は衰弱したのか? メディアの責任と罪とは? 「大連立構想」驚愕の舞台裏から、小選挙区制・マニフェスト選挙の問題点、ポピュリズムの理論的考察、そして経済復活の秘策「無税国債」私案まで。「衆愚」の政治と断乎戦う――半世紀超の政治記者歴による知見が込められた、読売新聞主筆による渾身の論考。

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ユーザーレビュー

  • 反ポピュリズム論

    Posted by ブクログ

     いくつになっても非常に頭のいい人だなぁ、という印象。当然新聞の人だからTVが敵だというバイアスはあるにせよ、アメリカの現場にいた人として、TVが作る政治風景についての考察については一見の価値があると思う。

     讀賣新聞のドンが何を考えているのか、くらいの興味で読んでみても損はないし、読書としても結構満足できると思うん。

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    2015年11月04日
  • 反ポピュリズム論

    Posted by ブクログ

     良きにしろ、悪きにしろこの人の物言いには一貫性がある俗にぶれていない。だからこそ世の中に批判を生みつける事も多々あるのだろう。
     
     しかし、同じ悪でも最近の悪はどうも世論を見すぎるのか自分の信念という物が見えてこない世論に流されやがて消されていく運命にある人たちは少し見習った方が良いのではないか。

    0
    2013年08月16日
  • 反ポピュリズム論

    Posted by ブクログ

    ナベツネ、87歳にして健在。主張は明快。政治家の小粒化を嘆いているが、メディア側も同じ問題を抱えているようだ。

    0
    2012年10月09日
  • 反ポピュリズム論

    Posted by ブクログ

    小泉、鳩山、菅、そして橋下と、どこまで続く劇場型政治。大衆迎合(ポピュリズム)が衆愚政治に堕ちることだけは断固として食い止めたいという思いで、この書が最後になろうという老境の中で筆をとったという。

    大衆迎合には、マスコミも利用されて来たという反省もあり、読売新聞社の主筆という立場から、加担したマスコミに対する批判もなかなかのもの。

    その他、
    「匿名への情熱」
    「社会保障こそ最良の投資だ」
    など、唸らせてくれました。

    ワガママなプロ野球オーナーという顔しか知らなかったんですが、政治記者としてバリバリの経験もおありのようで、経営者になってからはフィクサーばりの「密室談合の仕掛け人」としての経

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    2012年10月05日
  • 反ポピュリズム論

    Posted by ブクログ

    なんだか過激なことをテレビで言うだけの人かと思っていたら、さすが新聞社の主筆。文章は明快で、論理展開も上手。さくっと頭の中に入ってくる。
    近衛首相誕生と現代の政治環境の比較のところは納得度が高いところであった。

    0
    2012年10月05日

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