作品一覧

ユーザーレビュー

  • 「戦後再発見」双書3 検証・法治国家崩壊 砂川裁判と日米密約交渉

    Posted by ブクログ

    2019年115冊目。満足度★★★★★ 1959年12月16日の最高裁判決(砂川裁判)によって、法治国家の条件である「司法権の独立」が失墜。本書は、現在の歪な日米関係の理由をアメリカ政府の解禁秘密文書を手がかりとして明らかにした必読書である。

    0
    2019年12月06日
  • 「戦後再発見」双書3 検証・法治国家崩壊 砂川裁判と日米密約交渉

    Posted by ブクログ

    集団的自衛権は合憲であると言い張る安倍政権が引き合いに出すのが
    砂川裁判の最高裁判決なんだが、砂川裁判って集団的自衛権について
    は判断してないんじゃないの?これって、個別的自衛権の問題なんじゃ
    ないのか?

    砂川裁判の判決を曲解していると指摘している学者もいるようだが、
    「自分たちのやりたいようにやる」と、批判の声には一切耳を貸さない
    安倍政権には届かないようだ。

    さて、その砂川裁判最高裁判決でる。そもそもの事件は1957年7月8日に
    発生した。在日米軍立川基地の滑走路延長計画に反対した地元住民や
    学生、労組が強制測量を阻止する為にデモを行った。

    その際に基地内に立ち入

    0
    2017年08月21日
  • 「戦後再発見」双書3 検証・法治国家崩壊 砂川裁判と日米密約交渉

    Posted by ブクログ

    現在、国会ではきちがい政権がこの判例を根拠にして日本の集団的自衛権の行使可否について騒いでいる。きちがいのきちがいたる所以はこの本を読めばわかる。非法治国家の不法の根拠ってこんなもんなんだな、とバカバカしくなったのだった。

    0
    2015年07月25日
  • 「戦後再発見」双書3 検証・法治国家崩壊 砂川裁判と日米密約交渉

    Posted by ブクログ

    東京地裁の「砂川裁判」判決は日米の密約交渉によって、最高裁で覆されました。 この間の経緯を見ますと、日本は正にアメリカの傀儡国家にも等しいように感じられました。米軍に関することはすべて治外法権の状態にあります。極論すれば、日本全土を米軍の基地にしてしまえば、日本の国民は手も足も出せなくなります。日本の裁判所は「統治行為論」によって逃げてしまいます。また、アメリカの解禁秘密文書で明らかになった事実を日本政府は隠したまま、その事実を認めようとしません。日本人は日米両政府に馬鹿にされたままです。

    0
    2014年10月04日
  • 「戦後再発見」双書3 検証・法治国家崩壊 砂川裁判と日米密約交渉

    Posted by ブクログ

    特に安全保障については、日本が米国の属国的立場、つまり未だ完全な独立国ではないことを検証した書。具体的にはその発端となった立川の砂川裁判における最高裁田中裁判長の判決が米国によってコントロールされていた事実を暴いた衝撃の本です。

    0
    2015年12月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!