藤原美子の作品一覧
「藤原美子」の「夫の悪夢」「藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤原美子」の「夫の悪夢」「藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ベストセラ「国家の品格」の著者、数学者の藤原正彦・・・の妻の本。
藤原正彦の話には何度も登場する気骨ある妻。
その妻が書いたエッセイは・・・
とにかく、面白い!
笑える。
おバカで笑えるんではなくて、その滑稽の表現の仕方に、ついつい笑みを漏らしてしまう!
夫をけなしている(?)かと思いつつも、そこに深い愛情や信頼を感じてしまう。
そして、知性のある方なんだなぁと、幾度も感心。
エッセイのそれぞれで、落語のように最後の一言がとてつもなく面白い。
新田次郎や、藤原ていの話もあり、興味深く、楽しく読めたし、素の藤原正彦とその家族に接したような気になれる、素敵なエッセイ集。
Posted by ブクログ
『国家の品格』や『若き数学者のアメリカ』、『名著講義』などで、
日本人の品性などを熱く語った著作を出されている藤原正彦さんの、奥様のエッセイ集。
旦那さんが、熱く駆り立て、時に激しく吹き抜ける真夏のモンスーンであるならば、
奥様は、同じ夏でも、高原を闊達に流れる一陣の風のような、なんて。
それでもどこか同じ「匂い」を感じるのはやはり、ご夫婦だからでしょうか。
厳格な?旦那さんに対して、これでもかと言うくらいに「けしからん」言い様をしてますが、
それがまた愛情に満ち溢れていて、読んでいて心地よく感じました。
”『大学を出てから伸びる子』を育てよう、と言って三人をこれまで育ててきたんじゃ