作品一覧

  • 藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩
    4.0
    1巻590円 (税込)
    街をゆっくり歩けば、いたるところで歴史の痕跡と出会う。隣り合う東郷平八郎と山本五十六の墓、パリで出会い日本でも隣組だった藤田嗣治と島崎藤村、今も残る引き出しのないマッカーサーの執務机、川端康成が海を眺めた地……。藤原正彦・美子夫妻が、多磨霊園、番町、本郷、皇居周辺、護国寺、鎌倉、諏訪を歩き、日本の歴史に出会うちょっと知的な散歩日和。
  • 夫の悪夢
    3.9
    1巻586円 (税込)
    武士道を唱え、天下国家を語る毅然とした数学者──そんな夫にとって妻の書いたエッセイは、まさに悪夢でしかないのではないか!? 『国家の品格』で世に広く知られた藤原正彦教授の夫人が綴る、ユニークすぎる夫の実像、義父母となった新田次郎・藤原てい夫妻の思い出、イケメン息子3人の子育て奮闘記、英国での思い出など。ユーモアと品格ある文章で綴られた極上のエッセイ集。抱腹絶倒、思わずほろりとする家族のクロニクル!
  • 夫の悪夢

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    痛快。ダンナさまに負けず劣らぬ文才。他人から見ればほのぼのとした(失礼)楽しい家族生活が垣間見れたような作品。面白かった。

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    2012年11月02日
  • 夫の悪夢

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    ベストセラ「国家の品格」の著者、数学者の藤原正彦・・・の妻の本。

    藤原正彦の話には何度も登場する気骨ある妻。

    その妻が書いたエッセイは・・・

    とにかく、面白い!
    笑える。

    おバカで笑えるんではなくて、その滑稽の表現の仕方に、ついつい笑みを漏らしてしまう!

    夫をけなしている(?)かと思いつつも、そこに深い愛情や信頼を感じてしまう。

    そして、知性のある方なんだなぁと、幾度も感心。
    エッセイのそれぞれで、落語のように最後の一言がとてつもなく面白い。

    新田次郎や、藤原ていの話もあり、興味深く、楽しく読めたし、素の藤原正彦とその家族に接したような気になれる、素敵なエッセイ集。

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    2012年10月17日
  • 藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩

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    美子さんとのやり取りが秀逸。男尊女卑なことを言っても、美子さんがさらっと反撃しているので、仲が良いのだなとにこやかになる。

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    2019年01月06日
  • 夫の悪夢

    Posted by ブクログ

    小学生時代に読んで大変感動した、“流れる星は生きている”の藤原ていさんに始まり、“国家の品格”の藤原正彦さん、そして最後に奥さんの藤原美子さんと続けて作品を読むと、ああ、こういう家庭だからこのような楽しい話が尽きないのだなと改めて納得できますね。

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    2012年12月20日
  • 夫の悪夢

    Posted by ブクログ

    『国家の品格』や『若き数学者のアメリカ』、『名著講義』などで、
    日本人の品性などを熱く語った著作を出されている藤原正彦さんの、奥様のエッセイ集。

    旦那さんが、熱く駆り立て、時に激しく吹き抜ける真夏のモンスーンであるならば、
    奥様は、同じ夏でも、高原を闊達に流れる一陣の風のような、なんて。

    それでもどこか同じ「匂い」を感じるのはやはり、ご夫婦だからでしょうか。

    厳格な?旦那さんに対して、これでもかと言うくらいに「けしからん」言い様をしてますが、
    それがまた愛情に満ち溢れていて、読んでいて心地よく感じました。

     ”『大学を出てから伸びる子』を育てよう、と言って三人をこれまで育ててきたんじゃ

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    2012年11月16日

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