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  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃
    4.6
    1巻1,870円 (税込)
    2025年、「団塊の世代」800万人が後期高齢者(75歳以上)となることで、日本の後期高齢者の数は2200万人になる。 しかも、それを支える40~50代の中核世代は「就職氷河期」世代であり、高齢者を支えるどころか、自らの生活基盤に不安を抱える者も少なくない。 膨れあがった高齢者と、それを支えきれない若者世代&日本の財政により、日本の社会保障は危機に瀕している。 「いまそこにある危機」である2025年問題から、日本の社会保障における問題点を鋭く解説する。

ユーザーレビュー

  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃

    Posted by ブクログ

    171126社会保障のクライシス 山田謙次 野村総研
    シンプルに整理されている
    日本の最大の課題は、超高齢化社会の問題 
    安倍政権は2020年東京オリンピックしか頭にない
    そこからの5年間、国家が転覆するぐらい厳しい時代に直面する
    2025年問題 ①団塊の世代 ②氷河期世代
    社会保障給付費 2014年112兆円 → 2025年150兆円(30%/GDP)
    1.日本の人口推計(88) 2025年に人口構造が出来上がる
     2020年-2025年の変化 ここが厳しい 
     高齢者  前期→後期への移行
     生産年齢 急減 
    2.財政
     税金60兆円 社会保障費負担32兆円
    3.医療介護従事者 550万人

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    2018年11月10日
  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃

    Posted by ブクログ

    社会保障制度の今までの流れと課題、危機的状況を具体的に示している

    団塊世代と就職氷河期世代が一体化した世帯が老後親子破産の可能性

    医療供給体制の縮小
    フリーアクセスと自由開業制に対しての見直し適正化が必要 
    欧州では医療機関は公的施設であり、医師であっても自由に開業することはできない

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    2018年09月08日
  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃

    Posted by ブクログ

    <国民が受け入れるべき5つのこと>
    ①増税
    ②医療供給体制縮小の受忍
    ③外国人による介護サービスの受入
    ④持ち家の現金化
    ⑤就職氷河期世代に対する支援継続拡大

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    2017年11月20日
  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃

    Posted by ブクログ

    2025年に団塊の世代が後期高齢者(75歳)となることをきっかけに、日本国の社会保障が立ち行かなくなることに警鐘を鳴らす。

    序盤は社会保障制度の現状や今後の危機について述べられており納得度は高かった。

    ただ、将来の社会保障を支えるための増税、外国人介護者を受け入れるという主張は個人的には反対。
    税収を増やす必要があるのはその通りだが、増税(特に消費税増税)をするとGDPは減り税収も減るのですが・・
    減税により経済を上向きにすることで税収を確保しなければ日本はジリ貧になる。

    あと、国債は国内の貯蓄によって賄われているから信用度が高く、金利の上昇に至らずにいる。しかし、将来団塊の世代や就職氷

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    2020年06月28日
  • 社会保障クライシス―2025年問題の衝撃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★内容★
    2025年に、団塊の世代が後期高齢者を迎える。そして、それを支える“働き盛り”の40−50代は、就職氷河期世代であり、非正規雇用など収入の安定しない状況で生活をしている人も多い。この2点が重なることで、2025年は社会保障制度危機が起こると筆者は言う。

    ★学んだこと★
    ・社会保障の起源はヨーロッパはボトムアップ、日本はトップダウン。そのため、新たに建設的な議論が日本では生まれにくい。これは権利意識の濃淡とも関係しているのではないかと思った。

    ★さらに知りたいと思ったこと
    ・所得の再分配で貧困に陥ってしまう世帯もいると聞いた。新たな制度を作っていくことが必要であることは間違い無いが

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    2019年12月31日

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