藤田結子の作品一覧

「藤田結子」の「ワンオペ育児」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常
    3.9
    1巻1,200円 (税込)
    近年、「女性の活躍」「マタハラ」「保活」「妊活」「待機児童」「ワンオペ育児」など、仕事と育児に関する用語がメディアに頻繁に登場しており、旬のテーマでもあります。政府は女性の活躍を推進し、企業は、表面上はワーク・ライフ・バランスを掲げ、また共働きの増加をビジネスチャンスと捉えます。しかし、働く母親たちと話していると現状に疲れている人、怒っている人が少なくありません。家では大半の育児・家事をワンオペで担当し、仕事では子育ての制約ゆえにマミートラックに追いやられ、悔し涙を流しています。しかも、働く母親の多くは非正規雇用。「正社員の夫を持つ妻が家計の補助でパートに出る」という前提のため、低い賃金で働いています。 女性の多くは、職場では男性よりも低い賃金の仕事、家では誰かのためにタダの仕事という二重の労働を担い、毎日十数時間働いています。まるでブラックな労働です。これは、古くて新しい問題だといえるでしょう。本書では、社会学の研究者であり、また教員であり、さらに4歳の男の子の母親でもある著者が、子育て真っ最中の男女をめぐるミクロな状況とマクロな仕組みを、当事者の立場から伝え、読み解き、乗り切る方法を提案します。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

ユーザーレビュー

  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常

    Posted by ブクログ

    【「仕事も育児も100%」の限界】

    そんな帯のフレーズに惹かれて購入。

    同じ大学を卒業して、
    お互い趣味=仕事状態の独身時代を過ごし、
    仕事に時間と労力を割くことに肯定的な点でも意気投合、
    子供が産まれた今もフルタイム共働きな我々夫婦。

    それでも、家事・育児は圧倒的に母親の役割。
    定時に仕事を切り上げて保育園にダッシュするのも、
    それゆえ産前より仕事量を減らしているのも、
    それゆえ出世も昇給も望みづらいのも、全部母親。

    キャパオーバーで外注を手配するのも、
    子供の体調不良の予兆に慌てて仕事を調整するのも、
    どうしても仕事を休めず親に頭を下げるのも、全部母親。

    わかってる、夫も頑張って

    0
    2024年08月15日
  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常

    Posted by ブクログ

    分かる分かる分かるーーー!!!
    共感の嵐!
    私の場合は専業だけど、3歳と1歳の子どもがいて更にもう一人希望しているから再就職したくても就活すらできない状況でモヤモヤ。

    子育て中の女性目線だけでなく、男性の働き方や考え方、職場の同僚の独身女性の立場、男女学生の立場など色々な視点から次々と問題点を挙げていて痛快!そして分かりやすい!!

    逃げ恥の男性と女性の見方がこんなにも違ったのか!!というのは驚きとともに笑ってしまった(苦笑とか失笑の方ね)。
    でもガッキーにキュンキュンさせといて、本当に言いたいことをガツンと言うのは戦略としてはアリだなーと思った。
    だっていきなり主婦の労働について話したら男

    0
    2018年11月10日
  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常

    Posted by ブクログ

    社会、会社の状況を踏まえた、育児に関する
    「父親は、子どもと遊びはするが、世話をしない。世話は母親の役割だと考えている。という自称イクメンが多い」や
    「家事育児をしない夫に対して、分担を迫ること自体に疲れて、現状を受け入れるという家族の神話」
    を読んで、胸が痛くなりました。
    妻、子ども、家庭のためにこれからの行動を改めようと思える一冊でした。

    待機児童の定義が自治体によって違い、見せかけの待機児童0になっていることなども知ることができ、驚きでした。

    是非、男性に読んでほしいです。

    0
    2017年11月28日
  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常

    Posted by ブクログ

    ブラック企業のワンオペ(ワンオペレーション)
    のように育児や家事を行う母親たち
    どこをどう読んでも
    わかるー わかるー
    という声しか出てこないぐらい。
    家庭をもって 子供を産みたい
    ごく普通の幸せ そう思った結果
    なんで こんなにヘトヘトに
    ならなきゃいけないの
    と思ったことがない方はいないだろう

    0
    2017年11月02日
  • ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常

    Posted by ブクログ

    わかるわかる、というだけの本だけど。

    「子育て中の女性が有休や育休を取得するのはいいけれど、だったら自分も有休や長期のリフレッシュ休暇を取らせてほしいと思っています。実際、社内には制度があることはあるのですが、世間の雰囲気が後押しする育休取得とは違って、休暇を取りたいと気軽に言える空気はありません。」
    「老いも若きも男も女も お互い様 の職場に」

    0
    2020年03月02日

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