作品一覧

  • 最難関のリーダーシップ ― 変革をやり遂げる意志とスキル
    4.7
    1巻2,640円 (税込)
    ハーバード・ケネディスクールで25年間 「最も影響を受けた授業」に選ばれ続ける ハイフェッツ教授の超実践的リーダーシップ論。 ◇ ロナルド・A・ハイフェッツ(ハーバード・ケネディスクール上級講師) 独創性に富んだリーダーシップの教育と実践法が世界中から高く評価。 2013年放送の「リーダーシップ白熱教室」が日本で大きな話題に(NHK教育テレビ)。 IBM、マイクロソフト、マッキンゼー、世界銀行、CIAなどのアドバイザーも務める。 チェリストでもあり、ロシアのチェロの名手グレゴリー・ピアティゴルスキーの愛弟子のひとり。 本書の原書The Practice of Adaptive Leadershipは11万部突破のロングセラーとなっている。 ◇ 「理詰めで答えが得られないときが、リーダーシップの出番だ。」 あなたはいま、どんな問題に取り組んでいるだろうか? その問題の解決のために、時間とエネルギー、経験と専門知識を総動員しているかもしれない。 それでもまだ解決できずにいるなら、恐らくその問題は「技術的問題」ではなく「適応課題」だ。 「技術的問題」であれば、技術や経験だけで解決できる。だが「適応課題」では、当事者が現実を直視して、 一時的な喪失や恐怖を受け入れ、変化に適応できるよう戦略的かつ政治的に対処することが求められる。 誰も好んでやりたいとは思わないだろう。相手だけでなく自分にもキャリアや生活の危機を招くことになる。 だが誰かがやらなければ、国家、社会、コミュニティ、組織は変化に適応できず、崩壊してしまう。 だからリーダーシップとは最も危険で、最も価値ある行動なのだ。 ◇ あらゆる人々をまとめ動かす、戦略的・政治的テクニック&ツール集 派閥抗争、合併による企業文化の衝突、既存事業への固執、組織のサイロ化… これまで誰も手がつけられなかった最難関(適応課題)に、あなたはどう立ち向かうか? どうすれば権威者、反対派、協力者、傍観者、異端者をその気にさせられるか? 観察・解釈・介入のプロセス、公式と非公式の権威、政治的思考、バルコニ―に上がる、エレファント… 35年にわたるリサーチ、営利・非営利・公共での実践、世界中でのコンサルティングで検証を重ねた 「アダプティブ・リーダーシップ」の理論と実践を、ケーススタディ、ワークシート満載で解説する。
  • [新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    時代を超えて絶大な支持を集めるリーダーシップ論の金字塔が、新訳で再登場! ※本書は2007年に刊行された『最前線のリーダーシップ』(ファーストプレス刊)の原書に新序文が加えられた「Leadershp on the Line with New Preface」の全訳になります。 人々に変化を求めるとき、 「失うことへの恐れ」を理解せよ。 ●抵抗、妨害、中傷、矮小化……誰かが変革を起こそうとするとき、人々は大切なものを失うことを恐れ、あらゆる手を用いてリーダーを失敗に追い込もうとする。 ●国家を率いる政治家、多国籍企業の組織改革、地域コミュニティの啓発活動など、世界各地の豊富なケーススタディを収録。 ●リーダーがさまざまな危機を乗り越える手法に加えて、〈権威におぼれない〉、〈自分らしさを取りもどす時間を持つ〉など、「リーダーとしてのあり方」も解説。数あるビジネス書とは一線を画す、骨太のリーダーシップ論。 「勇気づけられる」「何度も読み返す座右の書」など共感の声多数!

ユーザーレビュー

  • 最難関のリーダーシップ ― 変革をやり遂げる意志とスキル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル(邦題)があまり良くないが、、良書。

    課題は適応課題と技術課題の2つに分けられる話が冒頭の「日本語版への序文」に書いてあり、そこだけでも学ぶものがあった。
    リーダーシップはリーダーのものではなく、誰しもが持つべきスキルで、答えのない問題にどう取り組むべきかが書いてある。
    組織へのアプローチと個人(自分)へのアプローチに分けてあるところも分かりやすい。

    内容が難しくページ数も多いので読むのは難しく、一読するだけでは真髄が掴めないところはあるが、リーダーシップを発揮するために必要な考え方がたくさん書いてある。

    0
    2025年03月16日
  • 最難関のリーダーシップ ― 変革をやり遂げる意志とスキル

    Posted by ブクログ

    読み終わるまでに1年以上かかりました。
    少しずつ読み進めて1年経ったのではなく、読み始めては途中で止まり、何か月か空く。そしてまた読み始めるのだけど、間が空きすぎたために、もう一度最初から読み直す。
    そんなことを繰り返していたら、結局最後まで読むのに1年以上がかかってしまいました。

    何度も挫折しながらも、最後まで読めたのは、「目を背けてはいけない、読むべき本」だと思ったからです。

    問題には技術や経験で解決できる「技術的問題」と、答えのない課題=「適応課題」がある。

    本書は「適応課題」を前進させ変革を推進するためのリーダーシップ=アダプティブ・リーダーシップについて書かれた本です。

    答え

    0
    2024年12月08日
  • [新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本はリーダーシップに関する実践的な組織論が詰まった一冊で、特に「変革」を進めるリーダーが直面する困難に焦点を当てています。
    組織論の観点から、リーダーがメンバーの信頼を得つつ、抵抗やプレッシャーにどう対応するかが具体的に描かれています。
    変革がもたらす痛みや課題を乗り越えながら、リーダーシップを発揮するためのヒントが満載で、特に組織変革のリーダーを目指す方には必見の内容です。

    0
    2024年11月05日
  • 最難関のリーダーシップ ― 変革をやり遂げる意志とスキル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者は、ロナルド・ハイフェッツ氏(ハーバード・ケネディスクール講師)他。推薦図書として購読。

    感想。良書。


    備忘録。
    ・変革のリーダーシップに必要なのは、鼓舞することと、汗を流すこと。本書はそのためのツールと手法を紹介するものだと。

    ・今は、大志と現実のギャップを埋めるようなリーダーシップが求められる。新しい形の臨機応変な技能だ。

    ・アダプティブリーダーシップ。難題に取り組み、成功するように人々をまとめあげ動かしていくこと。

    ・多くの場合、すぐに行動に移してすぐに問題を解決するよう期待されるプレッシャーがかかる。本書では、拙速な判断に基づく急場凌ぎの対応は防ぐべきだという。「診断」

    0
    2024年11月02日
  • [新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか

    Posted by ブクログ

    とても良い本だった。
    チェンジマネジメントの方法論の本としても有用だと思う。

    問題とは技術的問題と適応問題に分けられるという。
    技術的問題とは専門知識などを活用することで解ける問題で、解き方がわかる問題のこと。
    適応問題とは解き方がわからない問題で、状況や環境に合わせて考え方や進め方を柔軟に適応させないと解けない問題のこと。

    読んでいて思ったのは、世の中には
    「解ける問題」と「解けない問題」に分けることが出来る。
    解ける問題は
    L 「技術的問題」に分類でき、
    解けない問題は
    L「適応問題」
    L「スキル•ケイパビリティ不足」
    L「そもそも解なし問題」に分類することが出来る。

    0
    2024年01月03日

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