谷口功一の作品一覧
「谷口功一」の「社交の復権」「ゾンビ襲来:国際政治理論で、その日に備える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「谷口功一」の「社交の復権」「ゾンビ襲来:国際政治理論で、その日に備える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
国際関係理論の入門として最適な一冊。主要理論の概要を抑えており、平易で読みやすい印象。さらに、ゾンビ・アウトブレイクに対して、各理論がどのような処方箋を提示するかを示している。個人的には、ゾンビに関する記述について、やや理解しにくい部分があったものの、全体的には楽しみながら読むことができた。
個人的に印象深かったのは、ウォルツが『人間・国家・戦争』で提示した三つのイメージを意識して書かれていること。他の概説書を見ても、いわゆる第三イメージからの主要理論のみをカバーしているものが多いため、第一・第二イメージからの見方もおさえることができる。
現在のコロナ禍に照らし合わせて読むこともできる。非伝統
Posted by ブクログ
スナックの歴史、法的位置づけ、立地に関する統計分析などをまとめた一冊。序説ならではの「いいとこ取り」のような気もするが、かなり面白い。
人口当たりのスナック件数の上位は宮崎県、青森県、沖縄県、長崎県、高知県となりパブやバーが都市部に多いのと対称的である。なお、最下位は奈良県である。
歴史的には「カフェー」を源流としつつ、法的規制をかいくぐるための変容を経て現在の姿になったという。どうもネガティブ・リストに基づいて定義づけられるようだ。
「荷風が通ったこのカフェー・タイガーでは、女給の人気投票があった。ビール一本を買うと投票券一枚がくるというどこかで聞いたことのあるようなシステムである。菊池
Posted by ブクログ
国際関係諸理論はゾンビ禍という超常現象にどのように向き合うか。大の学者が真面目に考察。こういう固くないテーマを用いての結論は、学生諸君は脳みそ喰われる前に脳みそ使え!ってことで、でも本人も楽しんでることがうかがえて面白かった。
リアリズムやリベラリズムなどの理論はどういうスタンスで対応するか、ということとか、入門にはぴったり。殊更ゾンビ好きじゃなくても楽しめると思います。現に自分は最高に楽しめました。こういう知的な妄想をさせてくれる本がもっとあればいいのに。
これは行政学の分野になると思うんだけど、標準作業手続(SOP)の弊害の議論は個人的に興味を持った。行政学も学びなおさねば。
国際関係論