岡内幸策の作品一覧
「岡内幸策」の「おひとりさまの「シニア金融」」「銀行員 大失職」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「岡内幸策」の「おひとりさまの「シニア金融」」「銀行員 大失職」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
普段こういったビジネス書は買わないのだが、内容に惹かれて買ってみた。
銀行の今おかれている状況を俯瞰することが出来た。
マイナス金利は必ずしも好景気には結びつかず、無借金経営(与信が成り立たなければ金融の介在する余地がなくなる)ばかり、営業もろくにやっていない中、銀行のおかれる位置は微妙だ。一時期「商社不要論」が言われてしまったが、「銀行不要論」も言われてしまう時代が遠くないだろう。バブルの頃の「不良債権」もまだ終わっていないようだ。事実、地銀は統合が進んでいる。案の定、マイナス金利は銀行の死蔵を進め、各種手数料商売に走り出している。そうすると預金者は敬遠しタンス預金に走る、それの打開策を見いだせていない(後半のAI云々の箇所は専門知識がないので、理解は難しかった)。
基本ビジネス書であるので、営業や経営の示唆もあったが、そこは斜め読みであった。各々の人材の営業力やAIの投入でいなくなってしまう人材の示唆が記されていた。
全体として、専門書のようでもあった。あまり普段を手を出さない分野でもあるので、最近の経済系の動向をしるよいきっかけにもなった。
Posted by ブクログ
斜陽産業だと周りにもそう言う人間がいてこの方10年以上。お金の値段である金利がつかない、つまり価格が限りなく0に近い商品をいまだに売っていて、反対に買い手に回ることもしているわけだが、これではとにかく売り上げにならない。斜陽産業と言われる所以である。
本書はこんな中にいる者たちの心の叫びだろうか。
金融に携わる者は、自分もその中にどっぷりと浸かって含まれているわけだが、手段を目的として思い続けていなかっただろうか。金融はもともと手段である。デリバティブのポジションを操って、そのアービトラージで一時の利益が上がったとして、それが目的なのだろうか。最近、ものすごく違和感を覚えるようになってきた。
本書でも語られている「何をしたいのか」ということを自分自身に問いかけることができるようになるとき、目的への道に手段を添えて、さらに運が良ければ、自分自身が培ってきた付加価値を実物の形として表現できるのかもしれない。
Posted by ブクログ
銀行員の逆襲
2019/2/23 著:岡内 幸策
大幅な金融機関の減少は、すべての国民が望んでいない。未登録の業者等が現れ、善良な国民に被害を与えるのも理不尽である。ただ、旧態依然としたままでは金融機関としての役割は担えなくなっており、現状からの脱皮が不可欠である。新たな環境に対応するためにも、官民ともに発想の転換が必要である。それを遂行するためにも、金融機関の社員個々が能動的でなければならない。
本書の構成は以下の7章から成る。
①デジタル革命で変わる業務
②ほぼ10年ごとにやってくる金融への逆風
③ヒントはお客様の声にある
④本当のリストラはこれからだ
⑤新規参入と電子マネー
⑥復権のヒント
⑦銀行員の逆襲
書名は「銀行員の逆襲」であるも本題は最終章の7章にあるまでは、「逆襲」よりも「銀行員の逆風」について現実を知らしめるために多くの頁が費やされている。
藁にすがる思いで7章を目指している時点で、自分で見つけて動くことを少し躊躇している自分を感じてはっとさせられた。
銀行員にとっては逆風がびゅんびゅん吹いているのかもしれないが、それは他の業界でも同じであり、どんな風なのかそのために具体的にこうすべきということがわかっている業種もまたない。
言うならばみんな、厳しい近い将来は待ち受けていることは事実であり、こうも巷では厳しいといわれる現状を金融界に叩きつけられているということは危機意識の芽生えとその危機意識から変革へ向かうタイミングが早いと逆風ではなく、追い風としてとらえることもできる。
出来ることはある。
個人単位のみならず同志と共に逆襲にうってでたい。
Posted by ブクログ
銀行員 大失職
2017/6/2 著:岡内 幸策
フィンテック、AI,ブロックチェーンなどIoT化やデジタル化による第4次産業革命の波が、従来の金融機関の役割や業務内容を激変させる。
従来の権威や評価が崩壊するなかで、IoTをうまく活用できる人材が求められていることは事実だが、何よりも必要なのはコミュニケーション能力であり、とりわけ金融の世界では、人とのつながりがこれまで以上に重視される。
本書の構成は以下の7章から成る。
①変わる市場とニーズにどう応えるのか
②金融機関はいつからサービス業でなくなったのか
③AIでいらなくなる行員
④フィンテックが変える銀行業務
⑤デキる人材は埋もれている
⑥地域金融機関の存亡
⑦大手行の存亡
IT・AIにより今後近い将来もどう変わるのかわからない。そしてそれは金融にも言えることである。変わらないから不安は募るばかりである。しかし、確実に訪れる変化。目を背けるわけにはいかない。それは全く見えないわけではなく、ある程度の仮説をもって対応していくしかない。
それは間違っているかもしれないが、その努力を怠ってはいけない。逃げず、立ち向かい、試し、間違いまた修正するということを繰り返す人だけが付いていけるのかもしれない。
変わることは怖い。
しかし、変わらないことはもっと恐ろしい。
見えないことが多すぎるものの、知識という眼鏡をもって少し先を見る努力は続けていきたい。そしてがむしゃらに対応していく気概だけは忘れたくない。