青野太潮の作品一覧
「青野太潮」の「どう読むか、新約聖書 福音の中心を求めて」「どう読むか、聖書の「難解な箇所」「聖書の真実」 を探究する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
筆者の1994年の『どう読むか聖書』を読み、救いと贖罪の関係において、悔い改めがあるから救われるのではなく、救われているから悔い改めることができると言う、前提と結果の矢印の向きの関係に注意するようになりました。
本書でも同じポイントが繰り返し述べられていましたが、それに加えて一方通行の矢印で説明できない、円環のような考え方にも触れることができました。
具体的には、
>身体に機能の異なるそれぞれの部分があるように、人は一人一人違うものだが、身体を形作ると言う点においてはどれも同じく重要である。
>ある人がその内側に疑問を持つが故に、その人の内側と外側から答えが与えられる。
>
Posted by ブクログ
「聖書学」とはこういうものなのか、というのが素朴な感想。聖書のなかのそれぞれのテキストを書いた人物の特定であるとか、それが書かれた状況であるとか、その人物がどのようにものごとを捉える人であるかとか。それらを踏まえた上で、使徒たちの間に見られる、イエスの死に関する、ユダヤ教的(ヘブライ的)・「悔い改め」的・行為義認的(贖罪論的)な見方と、パウロに代表されるヘレニズム的・「弱さの自覚」的・信仰義認的な見方の対立が描かれ、その是非が論じられている。パウロの行動の軌跡を丹念にたどりながら論が展開されているので、パウロがどんな問題に取り組んでいたのかについて、具体的な像を伴って理解できたような気がする。
Posted by ブクログ
キリスト教はパウロ教と名乗るべきだ、と言う主張を聞いたことがあった。
ユダヤ教のカルトであった「キリスト教」を、ユダヤ人以外にも布教し、受け入れられるように変え、世界的な宗教にした、と。
結局、自分の知っている「キリスト教」はパウロ教なので、
それがどう本来のキリスト教徒と異なっているのかがわからず、難しかった。
ナザレのイエスがキリストだと告白はするものの、律法を遵守し宣教の対象をもっぱらユダヤ人とする「ヘブライスト」から、
律法からの自由を説きエルサレムにおける神殿礼拝を厳しく批判した「ヘレニスト」に主流が代わっていったのは、
70年のエルサレム神殿の破壊をきっかけだったのはわかった。