細将貴の作品一覧
「細将貴」の「フィールドの生物学6 右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「細将貴」の「フィールドの生物学6 右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
学研の科学を座右の書にしていた少年少女にとって、伝記が書かれるような偉人さんというのは一種のヒーローだった。
そういうことを思い出せる本。
表題にもなっている著者の研究について紹介した本であるが、内容は著者の研究生活の悲喜こもごもを綴ったルポルタージュのような、半自伝とでもいうべきもの。
研究紹介本にありがちな、妙に愚痴っぽかったり変に専門的だったりということもなく、読みやすい。(テキストが面白いというのはこの手の本では希少である)
構成がちゃんとドラマになっているし、研究内容そのものも刺激的で、大変魅力的な本に仕上がっている。
生物好きなら読んで損なし。
研究者生活の何たるかを知ることも
Posted by ブクログ
2013/11/2のなまけっとで細先生の講演を聴き、その場で購入したサイン入り本です。話がほんとにおもしろくて、あの楽しい講演がそのまま本になった感じです。
ものすごく楽しい読書時間だった。やっぱり学問って、結果よりも研究している過程がなによりもおもしろい。細先生がどんな学生時代を過ごし、どうしてセダカヘビを研究することになり、研究を進めるに当たってどんな試行錯誤をし、どんな過程を経て論文掲載→学位取得となったか、研究の詳しい内容も含めて丹念に書かれていて、これから進路を決める中高生にぜひぜひ読んでもらいたいな~と思った。
結果しか書いていない教科書がおもしろくないと言われるのも、当然だなとい