フィールドの生物学6 右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化

フィールドの生物学6 右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化

2,200円 (税込)

11pt

琉球列島に生息する右巻きのカタツムリが、カタツムリを捕食するヘビから逃れるために左巻きへと進化したという仮説を、西表島でのフィールドワークを通して解説する。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    右利きのヘビ仮説、面白い。被食者の形態が捕食者に影響することはよくあることだが、ここまで明確にヘビしかり鱗食魚しかりここまで表れるのが面白いと感じた。
    研究者の一般書は、比較的博論以降の内容を書いているのが多い気がするが、修士で1人でこの研究をしていて、尊敬した。

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    若干、誤植が目立ちましたが、内容的には文句なしです。

    学術書であるにもかかわらず、非常に読みやすい。
    また、研究内容も、非常にわかりやすく、進化についての入門書としても最適。

    さすがは細さん。
    次の本も期待していますよ。

    0
    2017年11月12日

    Posted by ブクログ

    読んでいて一行一行にこんなにもドキドキしたのは初めてである。 生物研究の世界から離れて数年。この本はフィールドワーク・研究の楽しさと辛さ、悦びを思い出させてくれた。会社では味わうことのできない自然の生物の話に胸のときめきを抑えられない。

    0
    2017年01月30日

    Posted by ブクログ

    学研の科学を座右の書にしていた少年少女にとって、伝記が書かれるような偉人さんというのは一種のヒーローだった。
    そういうことを思い出せる本。

    表題にもなっている著者の研究について紹介した本であるが、内容は著者の研究生活の悲喜こもごもを綴ったルポルタージュのような、半自伝とでもいうべきもの。
    研究紹介

    0
    2014年01月25日

    Posted by ブクログ

    院生時代にカタツムリを餌とするヘビの顎が左右非対称なことに気付き、ヘビの適用進化、そして右巻き左巻きのカタツムリの適用進化の論文を仕上げる話。沖縄での採取作業や、海外標本の借り出し、研究所の便宜、といった苦労話が面白い。
    フィンチの嘴の成功を例に引き、オウトリサーチを強く意識した本。

    0
    2012年07月26日

    Posted by ブクログ

    人間はもちろんのこと、ヒラメとカレイのように右型の種と左型の種の両方がいるような生物でも、脊椎動物なら必ず左側に心臓があると言えるそうだ。ところが無脊椎動物には、大胆にもそっくりそのまま左右を逆転してしまう仰天の進化を遂げた生物がいる。それが巻き貝である。

    サザエ、タニシ、カタツムリなど、私たちの

    0
    2012年02月23日

    Posted by ブクログ

    イワサキセダカヘビの下顎の歯の数が左より右が多いのは、右巻きのカタツムリを捕食しやすいように特化したという仮説を証明するために、著者は様々な行動、実験を行う。結構読んでいて面白い。著者の懸命な努力が分かるし、間に挟まれるコラムも結構興味を惹かれる。実験の結果、セダカヘビがカタツムリを食べるとき首を右

    0
    2019年09月06日

    Posted by ブクログ

    若手研究者本。若さゆえの行動力で突進する、世界の誰も知らない新発見をしたワクワク、フィールドワークの実際など、が生き生きと書かれている。研究者本なので、若干の専門知識を必要とするが、生物系の研究者を目指そうとしている若者(誰だ?)は必読。

    0
    2016年01月17日

    Posted by ブクログ

     人間は、右利きが多いなか、少ないながらもある程度の割合で左利きの人がいる。ある種のヘビは右利きのものに進化しているものがいる。
     それが、細さんの研究対象となったイワサキセダカヘビ。

     イワサキセダカヘビは、セダカヘビ科の一種で、沖縄の八重山諸島に生息している。
     その骨格は、左右非対称で、右と

    0
    2015年06月25日

    Posted by ブクログ

    右利きのヘビとはどういうことかと思ったら…なるほどぉ。
    ヘビだけじゃなく、他の生きものも登場たり、ちょっとしたコラムもあったり、楽しく読めました。

    0
    2013年05月09日

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