作品一覧

  • なぜ働くのか (TEDブックス)
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    「お金のため」を超えて、働く意味を発明しよう。 なぜ、不満を抱えながら働く人がこんなにも多いのだろう? 問題は「人間は賃金や報酬のために働く」という誤った考え方にある。 今こそ、仕事のあり方をデザインしなおし、人間の本質を作り変えるとき。新しいアイデア・テクノロジーが必要だ。 そうすれば、会社員、教師、美容師、医師、用務員、どんな職務にあっても幸福・やりがい・希望を見出だせる。 仕事について多くの著書を持つ心理学者がアダム・スミス的効率化を乗り越えて提案する、働く意味の革命論。 「本書は、AI時代における僕たち人間のサバイバルそのものを根源的に問う一冊でもある」 ……松島倫明〔編集者/NHK出版編集長〕(解説冊子より) Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。 人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第5弾。 「なぜ、私たちは働くのでしょうか? なぜ、私たちは刺激に満ちた冒険を次から次へと味わう生活ではなく、 朝起きるたびにベッドから這い出す毎日を送っているのでしょうか? 実に馬鹿げた質問だ、働くのは生活のために決まっている――たしかにそのとおりです。でも、それがすべてでしょうか? もちろん、そうではありません。なぜその仕事をするのか、仕事にやりがいを感じている人々に尋ねてみると、 お金のためという答えはほとんど返ってきません。 賃金以外の働く理由を並べれば、そこには長く、実に興味深いリストが展開されるのです」(本書より)

ユーザーレビュー

  • なぜ働くのか (TEDブックス)

    Posted by ブクログ

    この前の日曜日7月22日に第196回通常国会が終了し、働き方改革関連法案が成立しました。残業時間の制限と高度プロフェッショナルの導入、その施策で働き方って改革出来るのか?なんか釈然としないものを感じていましたが、本書はそのモヤモヤに沁み込んできます。そもそも、その議論がアダム・スミスの「国富論」以来の時間と生産性で測る労働だから、なのかも。そこには「義務(ジョブ)」あるいは「実績(キャリア)」としての仕事はあっても「使命(コーリング)」としての仕事はないから。アダム・スミスが生み出した「イデオロギー」がいかに我々のフレームになっているか、を指摘します。(イデオロギーという言葉の由来まで遡り新鮮

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    2018年07月29日
  • なぜ働くのか (TEDブックス)

    Posted by ブクログ

    本質的な人生論。働くのは何のためか?を追求した一冊。
    ただ効率的に行なうだけが、働いている人、奉仕されている人にとって良い事だとは限らないことが日常のシチュエーションでもよくわかる

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    2019年06月12日
  • なぜ働くのか (TEDブックス)

    Posted by ブクログ

    「なぜ働くのか」何らかの仕事に携わっている人なら、この問いを自分自身に向けたことがあるのではないでしょうか?私たちは、報酬の他に、働く理由を求めているのです。

    ・ジャック・ラカンの対象aを紐解くための本を探すために寄った、ららぽーと柏の葉KaboSで、私の手に収まりレジへと急がせたのは、表紙に『なぜ働くのか』というタイトルが印刷された本でした…そうです、私は決して「働きたくない…」と思っているわけではないのですが、私の無意識は、「働く意味」について、より強靭な価値観を求めていたのです。

    ・結論から言うと、そんな抽象的な問いに対する答えは、そう簡単に見つかりませんでした。しかし、少なくとも、

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    2017年06月17日
  • なぜ働くのか (TEDブックス)

    Posted by ブクログ

    自分では絶対に手に取らない本。某ブックカフェで購入。たまにはこういう本の選び方もいいな。

    確か社会学系の辞典に、仕事って経済的な自立と社会性の他に自己実現も大事だよみたいな定義が載ってた気がする。そんな大層なものはないけどなぁと思いつつページをめくった過去に思いを馳せつつ、この本を読んだ。
    この本は「起きている時間の大半を仕事に"搾取"されちゃっていいの?」というスタンスで書かれているので、そういう意味では現実的な見方をしているなぁと感じた。アホなので要旨を掴めていないのだけど、結局のところ次のような感じだろうか?
    ・柔軟な対応が求められる現場の仕事をオフィスに座っている

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    2022年12月18日
  • なぜ働くのか (TEDブックス)

    Posted by ブクログ

    報酬を与えられることで、それまで自分の考えで良い行動を行っていた人が、人間は良い行動を取ることをやめてしまう。ペナルティがあることで、悪いことをすることをお金で解決できると思ってしまう。
    人間の行動の動機とペナルティの関係について知ることができて面白かった。

    どんな仕事でも、自分の裁量と、人の役に立っているという感覚を得ることができれば、やりがいを多く感じるのだと思った。

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    2021年05月28日

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