作品一覧

  • 女性学/男性学
    5.0
    「女性/男性」という視点からみることによって、それまでの世界はどう変わってゆくのだろう。「性別」という「当たり前(自明性)」に思われているものは、どのように作られたのか。学問と性別を考えることは、理論的にも実践的にも、スリリングな試みである。性と、その欲望をめぐる政治とは何なのかを解き明かす。

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  • 高校生と考える世界とつながる生き方 桐光学園大学訪問授業
    値引きあり
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「オリンピックの建築は大災害で人間が謙虚な気持ちになれた新しい時代を象徴しなければなりません」―隈研吾 「「似ているけれどやっぱり違うんだよね」というところから出発する」―平田オリザ 明日を生きるために何が必要か、世界で活躍する豪華講師19人が中高生に向き合い真剣に語ります。建築やアート、音楽をはじめ、憲法・政治・コミュニケーション・文学・国際情勢・日本近代史など、さまざまな分野から考える好評シリーズ第2弾。この1冊で世界の成り立ちが見えてくる。

ユーザーレビュー

  • 女性学/男性学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウーマン・リブの運動との関係を中心に女性学/男性学の展開を整理した本。上野千鶴子の『フェミニズムがひらいた道』が運動の方にウェイトを置いていたのに対して、こちらはタイトルの通り研究の方に重心を置いている。セクシュアリティについても千田の方が上野より紙幅を割いている。情報量は総じて千田の本の方が多い。上野を読んだ後、千田に進むのが良さそう。
     リブのテクストを沢山引用しているのが良かった。著者が田中美津のテクストを非常に大切にしていることも伝わってきた。(興味を引く引用が多いだけに、出典情報をもう少し盛り込んでくれればという気がした。もちろん初学者を情報の洪水に巻き込みたくないという配慮は理解で

    0
    2025年05月19日
  • 高校生と考える世界とつながる生き方 桐光学園大学訪問授業

    Posted by ブクログ

    「私は この小説を書くときに、読んでくださる人が小学六年生までの漢字を読む力があれば読んでもらえるものと思ってこの作品を書き始めました」
    と「氷点」を書いた三浦綾子さんがいってらっしゃいました。

    この本の中で出張授業をされる先生たちは
    もちろん、その道のプロフェッショナルの方たちです
    そして、聴いている対象者たちは 中学生、高校生たち
    その語り口が そのまま 一冊の本にまとめられました

    その「語り口」を読んでいて
    冒頭の三浦綾子さんの言葉を思い起こしたのです

    本当の専門家は
    ただ感心させるだけでなく
    それなら 僕も(私も) 何かやってみよう
    そんな気にさせてくれる方なのです

    0
    2016年07月05日

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