作品一覧

  • 声が通らない!
    3.2
    1巻1,300円 (税込)
    居酒屋で店員を呼んでも気づいてもらえない著者が、〈通る声〉をめざして悪戦苦闘。「声がよくなる」本を試し、アナウンサー、音響科学の専門家、アメ横のおじさん、大相撲の呼出し、オペラ歌手などに教えを乞い、ボイトレスクールにも通う。果たして、その成果やいかに!? すべての「声が通らない人」に捧げる声にまつわるエンタメ・ルポ! 【目次より抜粋】 第1章 「声が通らない」という哀しみ 居酒屋の片隅で「すいませーん」と叫ぶ/8割の人は自分の声が嫌い?/辛酸なめ子さんの声の悩みを聞く/自分の名前が発音しにくい!/アナウンサー研修教本の中身とは?/「いい声になる本」を探してみたら…… 第2章 「通る声」と「通らない声」はどう違う? ラジオパーソナリティたちの「いい声」/声を調整するラジオ局ミキサーの技術とは/音声科学で分析する「通る声/通らない声」/「すいませーん」よりも「お願いしまーす」/東大応援部式発声練習とは? 第3章 いろんなボイトレやってみた! 「1分でいい声に!」ってマジですか?/いい声が出ない原因は首のコリ!?/「出世した山村出身シャンソン歌手」って言える?/滑舌がイマイチなのは舌の異常の性だった!/ボイトレスクールに通ってみた! 第4章 「いい声」ってどんな声? 時代によって変わるニュースの声/映画の話し方もフォーマルからカジュアルへ/女の声は低くなり、男の声は高くなった?/アメ横のおじさんのダミ声の理由とは?/大相撲の呼出しの美声と名調子/あなたがいい声と思う著名人は?
  • 食堂生まれ、外食育ち
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    作家・エッセイスト平松洋子さん推薦!!「気配をスッと消し、食の現場をニヤリと斬る。選ばしし外食者の至芸がすごい。」 外食歴50年超の著者が綴る異色の外食エッセイ! 一口に「外食」と言っても、いろんなシチュエーションがある。子供の頃に親に連れていかれたデパートの大食堂。夜遅く仕事帰りに一人で入る牛丼屋。ここぞというデートや記念日に予約して行ったレストラン。気の置けない仲間と行く居酒屋。たまの贅沢のカウンターの寿司屋。出先でたまたま入った定食屋。近所のなじみの中華屋や焼き鳥屋……。誰もが心当たりあるような懐かしくも愛しき「外食の時空間」への旅が始まる!カバー&本文イラスト描いたイラストレーターおくやまゆかさんのイラストが最高に愉快で幸せになります!
  • 字が汚い!
    3.3
    1巻750円 (税込)
    50歳を過ぎても字はうまくなるのか? 世界初の「ヘタ字」研究にして、情熱と執念の右往左往ルポ! 自分の字の汚さに、今さらながら愕然とした著者は考えた。 なぜこんなに字がヘタなのか、50歳を過ぎても字はうまくなるのか、字は人を表すのか。 ヘタ字界の大物に取材し、ペン字教室に通い、古今東西のヘタ字について大考察。 はたして著者の文字はうまくなったのか……? 世界初「ヘタ字」を巡る右往左往ルポ! ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ユーザーレビュー

  • 食堂生まれ、外食育ち

    Posted by ブクログ

    自分自身は平凡な一般家庭生まれなので、タイトルにちょっと羨ましさを感じる一冊。最後の後書きまで残さず面白かった。
    自分にも記憶が朧げで店名がなんだったかとか他にもどんなメニューがあったか、閉店前になんらかの事情で行けなかった店とかはあるな、なんだか色々と思い出してしまう。

    0
    2025年07月12日
  • 字が汚い!

    Posted by ブクログ

    書き文字練習帳に疲れたら息抜きに一読すると良いかもしれない。
    情報は古いが練習帳に挑戦してみた、リアルな教室に行ってみた、作家の原稿を見る等いわゆる悪筆に関するネタな一冊。
    ただし内容はそんなに深くない。
    難読誤読は周囲に申し訳ないが最終的には個性だと自他ともに納得できれば良いのでは。

    なお、弘法ではないから奇麗に見えるペンを選ぶことは大事。
    ぺんてる:Energel、
    ゼブラ:サクラクリップ、
    三菱鉛筆:ユニボヘールシグノGP

    0
    2024年05月23日
  • 声が通らない!

    Posted by ブクログ

    「字が汚い」に続いてのコンプレックスシリーズ?私だけでなく苦労している人が多いのね
    関連本が沢山あるのにも驚きました
    やはりボイトレなのか

    0
    2021年03月03日
  • 食堂生まれ、外食育ち

    Posted by ブクログ

    西原さんの本や漫画を読んでいるので、勝手に馴染みのある著者の自伝的エッセイを読んでみたかった。
    食堂の、しかもかなりの繁盛店が実家というのは、生育環境(特に食)が、かくも違うかと本当にびっくり。でも著者にとっては日常やったんだなと。多分独特のモノを見る目が育っていくんだろうなと。そして東大って・・・ガチガチの阪神ファンって・・・面白い。
    何を食べたいか気分も大事にしたいし、量が食べれないので、外食チョイスは非常に悩む。行列も苦手。
    そのあれこれも、著者のように楽しんめばいいんだなと。
    あと、全部イラストがかわいいです!

    0
    2024年10月31日
  • 字が汚い!

    Posted by ブクログ

    自分の字の汚さに、今更ながら著者は考えた。なぜこんなに字が下手なのか。今からでも字は上手くなるのか。
    「下手な字」をめぐるルポ。


    「自分の字」って誰でも多少なりコンプレックスを抱えているものだと思うんですが、そんな字の下手さに真っ向から向き合った本。
    何故こんなに字が汚いのかを考え、練習すれば上手くなるのか確認するためペン字練習帳で練習をし、筆跡診断をしてもらい、ペン字教室に通って他の受講者からもアンケートを取り……。とおよそ字の練習で考えられることを一通りやってみている印象。実際、(著者さんは満足できないようですが)本の最初と比べると最後の方にはかなり上手くなっている気がします。

    昔の

    0
    2023年06月29日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!