作品一覧

  • 公爵と疎遠の妻
    完結
    4.7
    全1巻550円 (税込)
    19世紀イギリス。プリンス・リージェントが狙撃され、臣下の公爵ガブリエルは秘密裏に捜査を開始する。同じ日、ガブリエルの妻オリヴィアは子供のお祝いに夫が来るかどうかで心が乱れていた。甘く美しい新婚生活は1年で終わり、出産した日に夫は不実を働いていたのだ。それ以来、夫婦の関係はない。それなのに公爵家のため、予備の跡継ぎをもうけるよう義母に求められている…。愛が再び燃えあがることなんてないのに、夫をベッドに誘わなくてはいけないなんて。
  • 公爵と疎遠の妻
    4.0
    口先だけの言葉に平気でいられるほど、あなたへの愛は軽くない。 この5年というもの、オリヴィアの結婚生活は灰色だった。公爵ガブリエルとの結婚1年目は甘く美しい思い出に彩られていたが、長男を産んだその日に夫が別の女性の香りを漂わせて帰宅し、彼女はショックのあまり、もう自分には指一本触れさせないと宣言した。ところが今、そろそろ予備の跡継ぎをもうけるよう義母に急かされ、オリヴィアは窮地に追い込まれた――あの日、女性と会っていた理由をいまだに説明しない彼に、再びわたしのベッドへ来てと言うなんて……。意に染まないけれどこれが公爵夫人の務めと、彼女は夫に協力を求めた。すると予想だにせぬ返答が、オリヴィアの胸を突き刺した!「うんざりする務めだが、さっさと片づけてしまうしかないな」 ■長く血の通わない結婚生活を続けてきたオリヴィアですが、本当は公爵の気配を感じるだけで息をきらすほど彼を求めていたのでした。けれども夫のぞんざいな言葉にひどく傷つけられ……。物語終盤、愛の名言が飛び出す傑作です! 『公爵と名もなき娘』の関連作。
  • 公爵と疎遠の妻【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    全12巻0~61円 (税込)
    19世紀イギリス。プリンス・リージェントが狙撃され、臣下の公爵ガブリエルは秘密裏に捜査を開始する。同じ日、ガブリエルの妻オリヴィアは子供のお祝いに夫が来るかどうかで心が乱れていた。甘く美しい新婚生活は1年で終わり、出産した日に夫は不実を働いていたのだ。それ以来、夫婦の関係はない。それなのに公爵家のため、予備の跡継ぎをもうけるよう義母に求められている…。愛が再び燃えあがることなんてないのに、夫をベッドに誘わなくてはいけないなんて。

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  • 公爵と名もなき娘
    3.0
    高慢公爵の無言の視線に、名もなき娘は心を弄ばれ……。 「失礼しました、マイ・ロード」招待客のひしめく舞踏会で、アメリカ人作家の娘カトリーナは、ぶつかってしまった男性に謝った。知的で魅力的な彼に強く惹かれたものの、互いに名乗らぬまま別れた。じつは彼の正体は、イギリス社交界で知らぬ者はない、ライアンズデール公爵ジュリアン――“マイ・ロード”以上の高貴な呼びかけをされて然るべき身分だが、彼はあえて訂正せず、アメリカから来たという彼女と気軽な会話を楽しんだのだった。だが異国の娘とかかずらって名門の面汚しになるつもりは毛頭なかった。一方、そうとは知る由もないカトリーナは彼への想いを募らせるが、行く先々で出会うもことごとく無視されて胸を痛め……。■生まれも境遇も異なる、由緒正しきイギリスの公爵とアメリカ娘――身分違いの厚き壁が立ちはだかる、予測不能なリージェンシー・ロマンス。叶いそうもない恋のゆくえだけでなく、上流階級を取り巻くさまざまな人間模様も楽しめます。今後もL・ベンソンにご注目!

ユーザーレビュー

  • 公爵と疎遠の妻

    G

    ネタバレ 購入済み

    ヒストリカルロマンスでは定番。

    今回のように、殿下を秘密裏に護衛しているヨーロッパ貴族達のお話って、海外の様々なロマンス小説家達が作品にしてるので、ベースは同じだけど護衛する貴族の階級とかが違っているので毎回楽しく読めます。

    私が読んだ事のある、他の海外作家さんの小説ではヒーローは独身の伯爵でこの人はイケメンで女たらしだったけど、この伯爵が秘密裏に護衛していたのはナポレオンで、女たらしの伯爵が本気で愛したただ一人の恋人だった没落貴族の令嬢で、やはり今回のように愛する恋人にでも殿下を護るために劇場の派手な売れっ子女優との偽装恋人を演じていたが、真面目な恋人に勘ぐられてしまうが護衛の事は決して漏らしてはならないのでその事で一度

    #ドキドキハラハラ

    0
    2024年06月10日
  • 公爵と疎遠の妻

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ヒストリカルはお話てんこ盛りでまとめるのが大変だなと読みつつ、結局はすれ違い、思い違いのパターンですね。ただ、絵はヒストリカルには合っているような。

    #ハッピー

    0
    2025年11月15日
  • 公爵と名もなき娘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作家の父に付いてロンドンへやってきたアメリカ人ヒロインと公爵のヒーロー。
    もちろん二人はお互いに惹かれていくが、基本的に真面目なヒーローは自分の立場や責任を鑑みてこれ以上どツボにハマっていかないようにする。
    この時代のイギリス貴族のアメリカのイメージがおもしろい。
    ヒーローの元愛人も出てくるけど、ヒーローとヒロインのお互い相手しか見ていないラブラブな感じが気持ちよかった。良い身分差ジレジレでした。

    0
    2019年04月26日
  • 公爵と疎遠の妻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よりにもよってヒロインが出産中に娼館に通っていた夫。
    これには理由があるんだけど、ヒロインを信じられずに本当のことを言えないヒーロー。そして家庭内別居へ。
    何年か経ったころ義母にせっつかれ次の子供を産むためにヒーローと接触することになる。
    仕方がないこととは言え、夫に信用されていなかったってのが自分だったらショックだなぁ。まぁ夫婦とは言え元は他人だもんね。
    そこの乗り越えてのハッピーエンド。
    ラストはヒロインが二人目を出産してというヒーローにとってやり直しの話で終わると思ってた。

    0
    2019年02月11日

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