あらすじ
19世紀イギリス。プリンス・リージェントが狙撃され、臣下の公爵ガブリエルは秘密裏に捜査を開始する。同じ日、ガブリエルの妻オリヴィアは子供のお祝いに夫が来るかどうかで心が乱れていた。甘く美しい新婚生活は1年で終わり、出産した日に夫は不実を働いていたのだ。それ以来、夫婦の関係はない。それなのに公爵家のため、予備の跡継ぎをもうけるよう義母に求められている…。愛が再び燃えあがることなんてないのに、夫をベッドに誘わなくてはいけないなんて。
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ヒストリカルロマンスでは定番。
今回のように、殿下を秘密裏に護衛しているヨーロッパ貴族達のお話って、海外の様々なロマンス小説家達が作品にしてるので、ベースは同じだけど護衛する貴族の階級とかが違っているので毎回楽しく読めます。
私が読んだ事のある、他の海外作家さんの小説ではヒーローは独身の伯爵でこの人はイケメンで女たらしだったけど、この伯爵が秘密裏に護衛していたのはナポレオンで、女たらしの伯爵が本気で愛したただ一人の恋人だった没落貴族の令嬢で、やはり今回のように愛する恋人にでも殿下を護るために劇場の派手な売れっ子女優との偽装恋人を演じていたが、真面目な恋人に勘ぐられてしまうが護衛の事は決して漏らしてはならないのでその事で一度は別れてしまう…と言った、似たような内容でしたが、その話も大好きだったので今回の内容もとても楽しくハラハラしながら読めて良かったです。
ただ、今回のヒーローは優しすぎ。どちらかと言えば妻の方が頑なで頑固だったけど、誤解が解けて良かったです。が、解けるのが呆気なかった。
匿名
ヒストリカルはお話てんこ盛りでまとめるのが大変だなと読みつつ、結局はすれ違い、思い違いのパターンですね。ただ、絵はヒストリカルには合っているような。