作品一覧

  • コリオレーナス
    -
    1巻550円 (税込)
    ヴォルサイ人との戦いで都コリオライを陥落させたローマの将軍ケイヤス・マーシャスは、コリオレーナスの尊称を与えられる。だが、執政官に推薦されても市民に媚びるような慣例を拒み、ローマを追放される。かつての英雄は、ヴォルサイ人の将軍で宿敵のオフィーディアスと手を結び、祖国ローマに侵攻する。だが、この企てを知った母ヴォラームニアの泣き落としのまえに、独断で和平をむすぶ……シェイクスピア最後の悲劇。
  • アーサー・ミラーI セールスマンの死
    4.0
    1~5巻1,100~1,650円 (税込)
    かつて敏腕セールスマンで鳴らしたウイリー・ローマンも、得意先が引退し、成績が上がらない。帰宅して妻から聞かされるのは、家のローンに保険、車の修理費。前途洋々だった息子も定職につかずこの先どうしたものか。夢に破れて、すべてに行き詰まった男が選んだ道とは……家族・仕事・老いなど現代人が直面する問題に斬新な手法で鋭く迫り、アメリカ演劇に新たな時代を確立、不動の地位を築いたピュリッツァー賞受賞作

ユーザーレビュー

  • アーサー・ミラーII るつぼ

    Posted by ブクログ

    「嘘じゃない?」と思っていることが、次第に本当かのようになっていく戯曲。
    人間の持っている弱さや脆さを感じながら、声に出して読むのがおすすめ。

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    2021年12月16日
  • アーサー・ミラーI セールスマンの死

    Posted by ブクログ

    この歳になってようやく理解できるようになった作品。
    人生を浪費すれば、つけがまわってくる。
    人生を甘くみれば、しっぺ返しされる。
    盲信は不幸しか生まない。

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    2021年10月14日
  • アーサー・ミラーI セールスマンの死

    Posted by ブクログ

    この本は3年前に読むべき本だった。3年前に読んでいれば間に合っていたかもしれない。読後はまずその後悔の念が先に立ち、そして涙した。良い本に出会うことは、それなりにあることだけど、良い本に良いタイミングで出会うことはめったにない貴重なこと。今回は良いタイミング出会えなかったけれど、これから良いタイミングで出会えるよう、変わらず本を読んでいきたい。そういう思いを新たにした本でもありました。

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    2013年09月20日
  • アーサー・ミラーII るつぼ

    Posted by ブクログ

    これを単に「無知だった過去にあった出来事」として終えることはできない。今現在も、これと似たようなことはそこかしこで行われてしまっている。自分がその時代の、その場所での少数派になってしまうことに対する恐怖をどう克服すべきか、たとえ虐げられる側に経つことになってしまっても誠実さを失わずにいられるか。一人一人がもっと真摯に考えなければならない普遍的な問題が書き出されていると思った。

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    2013年03月24日
  • アーサー・ミラーI セールスマンの死

    Posted by ブクログ

    ラストは分かっていても、苦しまずに読み切ることはできない本。
    結局は自分を欺瞞していないか、自分を切り売りしていないかということに尽きるんだけども。
    そうしていると自分がなくなってしまう、人間社会はそういう危険に満ちている。
    ハッピー(セールスマンの息子、次男)が父と同じ生き方を決意するところも哀しい。

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    2012年07月16日

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