作品一覧

  • 未来の自治体論――デジタル社会と地方自治
    NEW
    -
    1巻4,730円 (税込)
    ますます高次化するデジタル社会にあっても、地域に暮らす住民が抱える悩みや地域の課題は変わらずそこにある。人口が減っていく中で、どのように資源配分をしながらみんなで支え合い、「きょうと同じように明日も暮らし続けられる」地域社会と市民生活をつくっていくのか。自治体の使命(ミッション)、そして未来の自治体について真正面から論じた、著者集大成の一作。

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  • 図解よくわかる地方自治のしくみ 第6次改訂版
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    1巻2,420円 (税込)
    ●地方自治制度の入門書の決定版! 自治体職員が最初に手にする地方自治の図解入門として、読み継がれてきたロングセラー。最新の法改正や制度に対応してアップデートした改訂版! ●基本から最新のトピックまで一気につかめる! 現在の地方自治制度が直面している課題として、「自治体DX」「デジタル田園都市国家構想」「大災害に備える」などといった項目を収録。 ●難解な制度もスッと頭に入る! 本書は1テーマを見開き図解にして解説しています。 法律の条文を読むのに苦手意識がある人でも、全体像を簡単に把握することができます。

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  • 2040年 自治体の未来はこう変わる!
    3.3
    1巻2,035円 (税込)
    自治体戦略2040構想研究会による報告書もふまえ、 自治体本来のミッションから描く、もう1つの未来像。 AIの到来、加速する人口減少、高齢化など、課題が山積するなかで、自治体は未来に向けてどうすればよいか? 2018年7月、総務省が設置した自治体戦略2040構想研究会が、「圏域」を行政主体として法制化し、連携して行政サービスを担う態勢を整えるよう提言する報告書をまとめ、地方自治関係者の中で大きな話題となっています。 これは、高齢者人口がピークを迎え、人手不足が深刻化する2040年を想定すると、従来通り、それぞれの市町村が単独で全ての分野の施策を手掛ける「フルセット方式」の行政運営では、住民の暮らしが維持できなくなるため、複数の市町村で構成する「圏域」を新たな行政主体として法制化し、連携して行政サービスを担うというものです。 しかし、地方の側からは、「国が選択肢を示す手法は集権的」「市町村の独自性がなくなる」といった反発の声が上がっています。 こうした現状もふまえ、本書では、自治体本来の「使命(ミッション)」が、「今日と同じように明日も暮らし続けられること」であることに立ち返り、研究会報告と似たようなデータを使い、似たような分析を行いながら、もう1つの自治体の未来を展望します。

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  • 地方自治講義
    3.8
    1巻935円 (税込)
    一九四七年五月三日、日本国憲法が施行された日に地方自治法も施行された。それは偶然ではない。憲法の施行には、地方自治法の施行が欠かせなかったのだ。それから七〇年。地方自治や地方分権は当たり前の考え方になったが、果たして自治体は私たちのものになったのか。人口減少やコミュニティ、憲法問題なども交え、地方自治のしくみや原理、歴史、現在の課題をわかりやすく解説。深いところから基礎を知り、自治体を使いこなしたい市民のための、これまでにない地方自治入門。
  • 原発事故 自治体からの証言
    5.0
    福島第一原発事故当時、現地の役場で何が起きていたのか。途方もない危機が迫っているにもかかわらず情報は乏しく、国や県からの指示もなく、事故対応マニュアルは役に立たない。そして水素爆発の重い音が町中を揺らした。事故の瞬間から避難、さらに復興に向けて、原発災害の過酷な状況に直面した自治体の職員が何を考え、何をしてきたか。石田仁(大熊町前副町長)、宮口勝美(浪江町前副町長)へのインタビューをもとにした証言に、研究者による解説を加えた貴重なドキュメント。
  • 原発事故 自治体からの証言

    Posted by ブクログ

    未曾有の複合災害を通じて、自治体の存在意義に光を当てた本。筆者は原発事故の経験から、いざと言う時に住民の命を救うのは最前線にある自治体であると強調し、自治体再編の議論に一石を投じる。

    インタビューでは自治体副首長の葛藤が生々しく描かれており、公人であり私人である自治体副首長の役割葛藤と、同じ被災地域でも自治体毎に異なる利害関係が存在する実情を捉えている。

    特に原発立地自治体の大熊町と隣接自治体の浪江町のインタビューが続けて取り上げられることで、お互いがお互いをどのように捉えていたかが読み取れる点は史料として重宝される。

    当面は難しいだろうが、もう数十年を経たら、当時の国、県、東電の関係者

    0
    2021年02月28日
  • 地方自治講義

    Posted by ブクログ

    地方自治体の原理と歴史から、分かりやすく書かれています。
    地域社会と市民参加の関係から憲法と地方自治、縮小社会の中の自治体への考察、どれも普段なかなかここまでは考えないかもしれません。
    謎の言葉「地方自治の本旨」のいきさつから意味まで、とても興味深く読みました。
    地方自治の入門書としては最適です。

    0
    2017年06月04日
  • 地方自治講義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地方自治よりも国政だと思っていたため、市議会や県議会に全く興味が持てていなかったけれど、この本を読んで地方自治の重要性を知った。

    行政はもともと
    小単位である市町が行い、
    それでできないことを都道府県が担い
    それでもできないことを国が行う
    という概念だそう。

    今は国がトップダウン式に地方のお金の使い方に影響を与えているが、地方自治体こそ地方に住んでいる住民の声を一番反映しやすく、その土地土地にあった最適な仕組みをつくることができると指摘されていた。

    自分たちの住む街を快適にするためにもまずは地元の行政に興味を持って、国会議員だけでなく地方議会の選挙にも積極的に参加していこうと思った。

    0
    2019年06月22日
  • 2040年 自治体の未来はこう変わる!

    Posted by ブクログ

    『今日と同じように明日も暮らし続けられることを住民に保証すること』を自治体のミッションと捉え、地域社会や自治体行財政の未来についての展望を記している。
    本書を読んで、この『ミッション』の意味を個人的に考えてみた結果『社会情勢や環境の変化によって住民が新たな不安や不満を抱かないように、先を見通して柔軟に対応できるよう準備すること』なのかなと思った。先を見通す事は、現状を正確に捉える事から始まる。柔軟性を持つには変化を恐れない、前例踏襲、現状維持思考を捨てること。
    自治体職員だけでなく自治体職員を目指す人も読んでおくといいと思った。

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    2019年03月10日
  • 地方自治講義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・自治体の役割と合意形成について
     我々は社会的な動物であって、組織的集団に属して生活していく以上、意思の調整が必要になる。とりわけ、個人の資力では対応できないときに自治体が必要となるのであるが、それは、個人の負担と受益が一致しないこともあるから自治体が必要であるという帰結にもなる(すなわち、自分の負担と受益が一致するのであれば、役場はいらず特定の事業を遂行する民間でよいが、その地方全体のことを総合的に判断して最適に財源を振り分ける機関が必要なのである)。そして、健全な民主主義の下で合意形成を行うことは、誰もが不満を抱える状態のことである。したがって、選択された結果に対して自分の意見は違うが仕

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    2018年01月03日

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