村中璃子の作品一覧
「村中璃子」の「新型コロナから見えた日本の弱点~国防としての感染症~」「10万個の子宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村中璃子」の「新型コロナから見えた日本の弱点~国防としての感染症~」「10万個の子宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
良著
子宮頸がんワクチンの副反応を訴えている医師や専門家が発表していることを、論理とエビデンスで論破し、副反応とは言えないことを主張。
やりとりや反論の考え方、エビデンスを細かく記載しており、論理的。逆に薬害と訴える方は、被害者(と言われる)の方々の症状で、統計学的なエビデンスに欠けることが分かった。
(思春期に痙攣や、四肢の不自由などが普通でもあることに驚き。心因性(プレッシャーなど)によるものが多いとのこと。)
症状が出ている方は気の毒だとは思うが、この本を読む限り薬害とは言い切れないのだと思う。
ワクチンが効く効かないは別問題。
マスコミが子宮頸がんワクチンの副反応のみ被害者にスポット
Posted by ブクログ
書店の陳列棚で気になってはいたものを、この度、竹内ブックガイドで勧められているのを契機に、これは読んどかないとと改めて自覚。根拠のないワクチン否定とか啓蒙とは次元が違っていて、本書が然るべきところではきちんと評価されているというのが素晴らしい。相対的に浮き彫りになるのは、依然としてワクチン後進国としての存在感を発揮し続ける日本の惨状。でも、アンチ・トランプなのにアンチ・ワクチンのデニーロが例示されているけど、ある方面では正しい判断を出来つつ、ある方面では外れてしまうというように、いろんな方面においてより正しい判断をすることって、ホントなかなかに難しいことだよな、と改めて思い知らされました。
Posted by ブクログ
子宮頸がんワクチンをめぐる一連の騒動と事実を、真摯に誠実に追った貴重な一冊。
この一冊を書くまでに、事実を知るにつれどれだけ心折れそうになったことだろう。それでも、追い続け書き続けて、そして一冊の本として残してくれたことに感謝しかない。
この手の話で憤りを感じるのは、いい加減にデータを踏みにじる人が事実を歪曲ものを声高に叫び、それが考えの浅いマスコミによって拡散されていくという事実である。データを丁寧に慎重に扱う人であるほど断定的な物言いはせず、それが誠実さの表れだというのに、その価値が伝わらないのは本当に腹立たしい。
子宮頸がんワクチンについて、真摯に向き合い丁寧に扱われてたデータこの