デイヴィッド・バルダッチの作品一覧
「デイヴィッド・バルダッチ」の「完全記憶探偵」「完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「デイヴィッド・バルダッチ」の「完全記憶探偵」「完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
主人公がかつて家族を惨殺されそれがトラウマとなってその日暮らしの探偵と過ごしている・・・という導入部の設定はありがち。しかし、他の小説と大きく違うのはそのキャラ。
なんとアスペルガー症候群(サヴァン)の一種であり、全ての事象を記憶できるという設定で、それが後天的であるがゆえに日常生活も送れる半面、他人に対する共感力や同情心がないという設定が面白い。
そんななかその能力を見込まれてかつての上司から高校で起きた銃の発砲事件捜査に参加することになる。ここらは唐突な感はあるが、想像通りそれが未解決の家族殺人事件に絡んできて面白くなってくる。
主人公が一つ謎を解決するごとに新しい謎、新しい事件が起
Posted by ブクログ
ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?
同じフットボール選手のデッカーとメルビンが親友になる最後はほっとするが、ロイ・マーズの最後が余りにも呆気ない……。でもそれでも面白かったと思う。
Posted by ブクログ
ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は