三島有紀子の作品一覧

「三島有紀子」の「しあわせのパン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • しあわせのパン
    3.9
    1巻660円 (税込)
    北海道洞爺湖畔の静かな町・月浦に、りえさんと水縞くんの営むパンカフェ「マーニ」があった。 実らぬ恋に未練する女性・香織、出ていった母への思慕から父親を避けるようになった少女・未久、生きる希望を失った老夫婦・史生とアヤ…… さまざまな悩みを抱えた人たちが、「マーニ」を訪れる。 彼らを優しく迎えるのは、りえさんと水縞くんが心を込めて作る温かなパンと手料理、そして一杯の珈琲だった。 映画界の俊英・三島有紀子による初の小説執筆作品。 映画「しあわせのパン」から生まれた、とびっきり香ばしくて温かい物語。 作中に登場する絵本「月とマーニ」を収録。

ユーザーレビュー

  • しあわせのパン

    Posted by ブクログ

    カフェ、マーニに行ってみたいなぁ。
    水縞くんのパンとりえさんの入れた珈琲、そしてあったかい料理を食べてみたいなぁ。
    哀しさや生きづらさを知ってるからこそ、人にやさしく、あたたかくできるのかな。
    りえさんと水縞くんがずっとしあわせでいられますように。

    0
    2025年11月13日
  • しあわせのパン

    Posted by ブクログ

    北海道洞爺湖畔。
    りえさんと水縞くんが営む「カフェ・マーニ」。
    訪れる人は、実らぬ恋に未練があったり、父と距離を置く少女、生きる希望を失った老夫婦など。「カフェ・マーニ」で心をほぐされ、癒されていく。
    でも、丁寧にお客様をもてなす2人にも何かが。
    巻末の「月とマーニ」が良い。
    映画も観てみようと思います。

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    2024年05月18日
  • しあわせのパン

    Posted by ブクログ

    私が今までで1番好きな小説
    映画も合わせてとっても好き!!
    出てくるお食事がとにかく美味しそう、そして体になんとなく良さそう!
    描かれている景色ひとつひとつも北海道の大自然を感じられて良いです。
    別になんにも起きないお話。ただただ優しい。
    ちょっと心が疲れちゃったなと思ったときに何度も読み返してます。
    子供は最後についてるマーニの絵本が気になるようです^ ^

    0
    2024年01月31日
  • しあわせのパン

    Posted by ブクログ

    りえさんも水縞くんも無理に励ましたり語ったりしないのがいいなと思いました。

    ゆったりした時間と温かくて美味しいものがちょっぴりあれば、人は自分で正解を見つけられるのかもしれないなと思いました。

    0
    2023年07月30日
  • しあわせのパン

    Posted by ブクログ

    「しあわせのパン」
    映画を勧められたので先ずは本から…

    北海道の月浦で“夫婦“が営む
    「cafe mani(マーニ)」
    そこを訪れる人々との出会いや夫婦のかたちからしあわせとは何かを語りかけてくる物語。

    読後はとても優しく穏やかな気持ちになれる。
    やっぱり「あたたかい食べ物」って大切で
    ほんとうの幸せって案外身近にあったりする。
    丁寧にいれられた珈琲と心を込めて作られたパン…これもまた、たまらなく贅沢でしあわせな時間。

    最後の章 水縞くんの「カラマツのように君を愛す」と、エピローグでりえさんが母に宛てたであろう手紙にジーンと来た。

    小説では『月とマーニ』の絵本が巻末にあるので頁をめくり

    0
    2023年06月26日

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