階知彦の作品一覧
「階知彦」の「火曜新聞クラブ―泉杜毬見台の探偵―」「シャーベット・ゲーム オレンジ色の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「階知彦」の「火曜新聞クラブ―泉杜毬見台の探偵―」「シャーベット・ゲーム オレンジ色の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
新聞部を立ち上げた女子高生コンビ。スクープを追ううちに殺人事件へと発展する。
銀髪碧眼(ポイント高し)の男子高生探偵が密室の謎に挑む。
待っていました階知彦先生第三作!!
なんといっても見どころは、タイトルからわかる通りマープルオマージュ。
章からまさにそうですが、随所にクリスティ愛が散りばめられている。クリスティで育った?私としては堪らないのです。
動機による犯人の絞り込み。マープル、ポアロといった名探偵が重きをおいた動機。推理の中心に置くことで、ロジックを見事に作り上げている。
事件の意外性も然ることながら、その後に待ち受けるものは伏線やエピソードを意外なところから引き出し(すっかり
Posted by ブクログ
前作よりも、さらに読み易く、そしてロジカルに…
読者への挑戦あり。ほぅ…やったろうじゃないか!!
「四つの題名」
暗号ミステリ+本格ミステリ。読者への挑戦は、手が届きそうで届かないくらいの、ちょうどいい塩梅。作者の丁寧さと緻密さで、謎が散りばめれている。構成力に感服です。
相変わらず素晴らしい洞察力をもつ沙緒子。園子は有能な相棒だなぁ…
「まだらの瓶」
ロジックが美しい。このトリックには完全油断した。伏線を仕込むのがうまいこと…
彼女らの成長も含め、極上の学園ミステリといえる。
ミステリ初心者におすすめできる優等生な作品である。
続編も大いに期待しています!!
もちろん読者への挑戦は失
Posted by ブクログ
現代版女子高生ホームズ&ワトソン。
ライトノベル特有の、キャラクター萌えだけではないか?という心配は杞憂だった。のっけからシャーロック・ホームズしている。キャラクターの紹介はさっと済まし、推理と事件に入り込んでいくトントン拍子な展開に好感。
伏線やミスリードは、本格ファンなら大喜びの作品である。強盗事件から始まり、殺人事件に繋がる作者の企みには、ロジックのインパクトより、細やかな構成の妙に酔いしれました。
近年、ロジカルな若手ミステリ作家が頭角を現していますが、まさにこの作者も、そのど真ん中である。
ライトノベルの皮を被った、本格ミステリであった。