作品一覧

  • 医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ
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    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022 年4 月に『医良戦略2040 ~ 2040 年を生き抜く13 の戦略~』を刊行し、幸いにも多くの医療専門職、医療系学生に手を取っていただきました。本書はその第2弾です。 本書は大きく2 部構成になります。前半は吉村から医療政策を考える基礎となる現状認識と、それに対し国や都道府県が打つ政策動向を概説しました。 千葉大学病院次世代医療構想センターが取り組む政策研究・実務の成果も随所に詰まっています。医療現場や政策立案の過程で起こっていることの解像度がグッと上がると思います。 後半は去年(2023 年)11 月からことし(2024 年)2 月に、当センター主催『次世代医療クロストーク2023―2024』2)で行った16 名との対談、そして吉村と医学生との対談を加え全17 回分をベースとして加筆しました。毎回多くの方に登録・視聴いただきましたし、素晴らしい登壇者の話が素晴らし過ぎて運営している私たち自身がなんせ面白かったです。内容に当たる専門分野になじみのない方のために、巻末に用語集も付けています。 書名は前書同様、『医療を良くするための試行錯誤の書』という共通点を持つため、『医良戦略2040 PART Ⅱ』とシンプルな書名としました。ただしサブタイトルの『熱意を理性でドライブせよ』に込めた想いは、16 名の戦う『トップランナー』とのクロストークに込められています。そして、医療の課題解決に正面から向き合い、それに心血を注ぐ16 名の言葉をどうぞ味わってください。きっとみなさん一人一人が取るべき行動への糸口がつかめるはずです。 本書は次世代を担う医学生2 名とともに企画・作成・編集しました。彼らのみずみずしい感性からヒントを得ることも多々ありました。次世代を生きる中学生、高校生から社会を支えてきたベテラン・シニア世代にまで、広く届いて欲しいと切に願います。 では『医療をより良くするために知恵を絞った戦略集』である本書をどうぞご期待ください。
  • パワハラ上司を科学する
    4.4
    「パワハラとは何か? どうしたら防げるのか?」―― 実は、多くの人がわかっていない。著者は、パワハラ測定の尺度を開発し、誰が行為者になり、どのような性格特性の上司がパワハラしやすいかを10年以上にわたり研究。科学的データを基に、対策を実施してきた。「仲がよければいい」「関わらなければいい」など、多くの人がやってしまっている誤った対応を明らかにし、本当に防ぐにはどうすればいいのかに迫る。

ユーザーレビュー

  • パワハラ上司を科学する

    Posted by ブクログ

    本書に書かれている専制型リーダーシップの事例、さらにそのリーダーシップを強化する上司、同僚、職場環境の記述は、まさに私自信が経験したパワハラ事例そのものでした。この本にもう少し早く出会っていれば、という思いも若干ありますが、私自身の経験がきちんと言語化されて科学的学術的に実証されているものであるということを認識できたことは非常に意義深いものになりました。
    著者の言うようにデータが取りにくく非常に研究のしにくい分野ではないかと思いますが、さまざまな文献やデータを駆使してパワハラの実態を明らかにしていく著者の姿勢に意欲を感じました。

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    2025年06月07日
  • パワハラ上司を科学する

    Posted by ブクログ

    名著
    パワハラ職場から逃げるために、また自分が将来パワハラ上司にならないために、加えて会社外の人間関係を破壊しないために読むべき1冊

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    2024年10月12日
  • パワハラ上司を科学する

    Posted by ブクログ

    パワハラが発生するメカニズムを個人と組織の特性から解き明かした上で、どうしたらパワハラをしない上司になれるかを解説した本。会社がマネジメント層改革に力を入れ始めた矢先、タイトルに惹かれて読み始めた。
    著者は学生時代のバイト先で女性部長の部下が次々と離職するさまを見てパワハラ研究を志したという。自身の研究成果に加え、国内外の200本強の文献を駆使した論説は説得力があった。
    パワハラは国内外を問わず存在するが、日本は海外に比べて専制型上司は少なく、放任型の上司が多いという。リーダーシップに欠けマネジメントにも消極的なため、仕事の成果は上がらず組織内にパワハラが横行するリスクが高い。思い当たる人は多

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    2024年08月01日
  • パワハラ上司を科学する

    Posted by ブクログ

    エビデンスを用いた説明と、きちんと体系化された内容。大学教授が自身の研究を分かりやすく一般書にしている。網羅性もあり、非常に良かった。

    内容としては、
    ・パワハラの定義
    ・誰がしているのか
    ・どのような職場で起きやすいのか
    ・パワハラになりやすいリーダーシップの類型
    ・パワハラを起こさないための方策
    これらを様々な調査の結果を用いて説明している。

    個人的に気づきがあった点を挙げると、
    放任型・消極型上司がいる職場でパワハラが発生しやすい、という指摘。最近では、管理職研修などでパワハラ防止を強く意識させられることにより、上司サイドが萎縮する。それにより放置された部下側が、メンタルヘルスを低下

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    2024年07月21日
  • パワハラ上司を科学する

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、研究成果を元に、パワハラの実態とその原因分析、対案までコンパクトに読めてとても良い。「何もしない・パワハラと言われるのを怖がりすぎて部下と接触しない」放置型上司が結局組織に害になるのは面白かった。

    ひとつひとつのトピックに、明確で現実的な対案・防止策が載っているのがすごい。

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    2024年05月09日

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