大久保純一の作品一覧
「大久保純一」の「歌麿 UTAMARO ジャパノロジー・コレクション」「広重 HIROSHIGE ジャパノロジー・コレクション」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
すみだ北斎美術館で開催中の企画展「変幻自在! 北斎のウォーターワールド」。
その鑑賞後に、ミュージアムショップで購入。
「北斎入門の決定版。わかりやすいです」とのポップに偽りなし。
誰よりも北斎を愛し、その維持・普及・発展に日々携わる美術館員の方の言葉に偽りはなかった。
北斎の膨大な作品群に触れて思う。
その美しさ。
その豪快さ。
そのユーモア。
一日美術館にいても、時間が足りないぐらいだ。
西洋の印象派の画家達に大きな影響を与えたことはあまりにも有名。
輸出された陶器の詰め物に用いられていた浮世絵「北斎漫画」がその始まりというのだから、歴史は面白い。
そして、その鮮やかな筆致は手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫ら昭和に花開いた漫画文化や、現代のアニメ、クール・ジャパンの源流との感も抱かせる。
人生50年と言われた江戸の世で90歳まで生き抜き筆を取り続けた北斎。
死ぬまで新しいジャンルに挑戦し続け、更に上を目指して精進したその気迫。
世界を席巻したGreat Waveは、現代にも生き続けている。
Posted by ブクログ
借りたもの。
文庫で読みやすい初代広重入門書。
広重の斬新な所……伝統的な四季の移り変わりや江戸の町の風景を、透視図法(遠近法)を用いていたこと、それは色彩にも及び、色がもたらす心理的作用(赤は前進色、青は後退色など)も組み込んでいることを指摘。さらに多色摺は色数が増えれば工数もかかり、コストも増大する。美人画に比べて制作コストが抑えられていた(だから制作サイドからの需要があったのか……)ため、少ない色数で画面効果を上げられる広重は、稀代のカラリストであったと指摘する。
街道もの、名所絵などを、小さい紙面に対して魅力的な部分を大胆にトリミングして掲載。(これはこれで恰好良いな……)
広重自身も、次第に構図が大胆になってゆく感じが見て取れる。
あまり知名度が上がらなかった美人画や、花鳥画に、短冊絵、貼交絵、団扇絵、絵本、そして天童藩のために描いた肉筆画を紹介。