J.G.フレイザーの作品一覧 「J.G.フレイザー」の「初版 金枝篇」「金枝篇 呪術と宗教の研究」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 金枝篇 呪術と宗教の研究 - 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1~3巻9,900~13,068円 (税込) 祭司はなぜ「黄金の枝」を折り取り、前任者を殺すのか―― イタリアの静かな湖畔から、全世界の慣習、儀式、風俗をめぐり、 呪術と宗教の起源をさぐる壮大な旅が、今始まる。 文化人類学はもちろん、20世紀の人文科学全般に多大な影響を与えた畢生の書、本邦初の完訳。 イタリア、ネミの森に残る「金枝」にまつわる森の王の伝説を解明するため、 世界各地の神話、伝説、習慣を探し求め、 呪術と宗教、王と儀礼、人間と社会をめぐる膨大な記録を集積した。 ●「決定版」と言われる1936年刊の第三版全13巻の本邦初の完訳。 ●「簡約版」(邦訳=岩波文庫)では割愛された膨大な原註もすべて収録。著者が典拠とした引用資料を明記。註の中でしか語られない例証も収載。 ●「簡約版」で削除された数々の章、節、エピソードが収載され、フレイザーの思考の流れがより明瞭に。 ●ヨーロッパをはじめ、アジア、アフリカ、オーストラリア、アメリカまで、全世界の慣習、風俗に関して言及。 ●各巻に索引、別巻で総索引を付す。 試し読み フォロー 初版 金枝篇 3.7 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1~2巻1,485~1,595円 (税込) 「肘掛椅子の人類学」と断じ去るのは早計だ。ただならぬ博引旁証に怖じる必要もない。典型的な「世紀の書」、「本から出来上がった本」として、あるいはD・H・ロレンス、コンラッド、そして『地獄の黙示録』に霊感を与えた書物として本書を再読することには、今なお充分なアクチュアリティがあろう。ここには、呪術・タブー・供犠・穀霊・植物神・神聖王・王殺し・スケープゴートといった、人類学の基本的な概念に関する世界中の事例が満載されているだけでなく、資料の操作にまつわるバイアスをも含めて、ヨーロッパ人の世界解釈が明瞭に看取できるのだから。巧みなプロットを隠し持った長大な物語の森に、ようこそ。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> J.G.フレイザーの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 初版 金枝篇 下 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 人類は太古の昔から自然を理解し、コントロールしようとして来た。その営々たる努力を膨大な資料を読み解き解説したのがこの本である。 日本のケガレ論にも通じる所があり、大変に興味深く読んだ。 0 2012年04月06日 初版 金枝篇 下 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ おもしろすぎる。興奮した。「多分これ、あんたが好きな本だよ」と渡したのは夫だが、夫はこれに興奮する私の気持ちがわからないそうです。 0 2009年10月04日 初版 金枝篇 下 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 本の中の本。 本からの知識で、キリスト教期限に迫る大部の書物を書いたのは、恐るべき資料の収集力、本人の情熱、今の子供おじさんの究極形か。 0 2019年07月31日 初版 金枝篇 上 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 森の王、聖なる王とは。 王殺しと再生の供儀の意味。 大地を肥沃にするために、それを維持するために穀物霊である王をリニューアルしていく。 0 2019年07月31日 初版 金枝篇 下 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 上下巻1000ページにも及ぶ本書を通読した後に再度1章1節に立ち返ると、これまで挙げられてきた膨大な事例は全て円環するかのごとく最初の疑問に結びついていた。個人的には前任者の殺害、外在する魂の象徴という共通点で火の鳥・異形編を思い起こさずにはいられない。無数に例示される風習・儀礼の数々はその一つひとつが金枝篇という書物に宿るヤドリギであり、それは次なる物語を生み出す根幹となる。物語が儀式を産みだすのではない、儀式が物語を創りだすのだ。無数の驚きと発見に満ちた本書は、さしずめ人間の持ちうる想像力の博物館だ。 0 2015年01月07日