作品一覧

  • 統計でウソをつく法
    値引きあり
    3.7
    1巻506円 (税込)
    世の中には統計が氾濫している。「平均」とか「相関関係」とか言って数字やグラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのだ。統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を知ることが必要だ!

ユーザーレビュー

  • 統計でウソをつく法

    Posted by ブクログ

    この本の挿絵が本当に好きである。統計的におかしなことを言っている記事をマイルドに皮肉っており、印象深い。統計の罠に騙されないことは、統計的にデータを扱う人間にとっては必須の条件である。おすすめ。

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    2025年01月03日
  • 統計でウソをつく法

    Posted by ブクログ

     ずっと昔に読んだんだけど,なぜか,今頃,上位の売り上げらしい。不思議。
     というわけで,以前の感想を転載しておくことにする。なんと,1998年の時にサークルに提出したもの。

    「グラフ化するときには,よほど注意をしないとウソの情報・極端な情報を伝えてしまうことがある」-ということは,仮説実験授業研究会の仲間でもよく話題になってきました。
     そこで,自分なりの方法で「グラフを書き直す」ということは,いろいろな情報を読みとったり,未来を予想したりするときには大切です。実際,自分らで書き直した独特のグラフが,『たのしい授業』紙上でも毎月紹介されていますよね。わかりやすいグラフが書かれていて,いつも

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    2022年03月06日
  • 統計でウソをつく法

    Posted by ブクログ

    大学の研究室で読んだ本。久しぶりに読み返した。
    50年近く前の本で、開いて1ページ目に100年前の統計データが出てくる(笑)が、その時を超えても語り継がれる名著。
    難しい数式なしに、統計・データに騙されない知識が身につく。特に文系・経済系の人にお勧めしたい。

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    2021年11月15日
  • 統計でウソをつく法

    Posted by ブクログ

    結局統計って、「なぜそのデータになったか」について人間が後から意味付けしたものでしかなくって、相関関係はあるが因果関係は分かりません、以上のことが言えないのでは…と言う個人的結論に帰結してしまった…

    気温が高いとエアコンが売れる、そこに相関関係は確実に「ある」が、エアコンが売れたから気温が高くなったのか?気温が高くなったからエアコンが売れたのか?そこにはデータだけではわからない、人間の恣意的な理解と認知が入り込む余裕(隙)があるように思う。

    騙されない方法は分かった!けど、統計をどう使えば「正しい利用方法」なのか?はまた別の本を読んだ方が良さそうである!

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    2025年10月16日
  • 統計でウソをつく法

    Posted by ブクログ

    フザケた書名に反して中身はかなり実践的な統計本。しかも正規分布のグラフすら出てこないビギナー仕様。
    統計学は「非常にそれっぽいウソの答え」をしれっと提供してくる、狡猾な詐欺師のような学問である。実際データ集計をやったことがある人なら、自分で自分の統計データに騙された経験があるだろう。本書はそんな統計の勘どころを見事に分かりやすく抑えており、数学ワケワカラン層からデータ解析の専門家まで、様々な人が読むべき本になっている。
    データを数式に放り込めば、実にそれっぽい数値が出てくる。ただその数値が何を意味するのか判断するのは人間だし、データ自体が自分の意図に沿ってい無いかもしれない。統計と向き合うとき

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    2025年09月26日

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