神田裕行の作品一覧

「神田裕行」の「日本料理の贅沢」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 日本料理の贅沢
    4.1
    『ミシュランガイド東京』で3年連続三つ星を取った「かんだ」の主人、神田裕行氏による日本料理の極意。国内での修業やパリの日本料理店での経験を経て、改めて「日本料理」を定義し直したいという神田氏が、気候風土と切っても切れない日本料理の本質や、素材との対話について、今後の日本の食文化の方向性までも視野に入れて語り尽くす。日本料理の醍醐味を、読んで知って味わい尽くす。

ユーザーレビュー

  • 日本料理の贅沢

    Posted by ブクログ

    ミシュラン三ツ星の店なんか縁がないのだが、これを読んだら行ってみたくなった。実家が料理屋をしていた徳島の子供時代や、パリに渡ったりもした修行時代のエピソードも交えつつ、前菜からはじまってデザートにいたるコースの章立てになっている。

    語りかけるような文体で、本職は当然料理人なのだしたぶん口述筆記で一気に書いたのかと思っていたら、あとがきによると執筆に3年かけたとのこと。手間隙をかけるのはやはり性分なのか。みごと、読んでいて腹の減ってくる仕上がりになっている。

    お客の飲みっぷりなどで即興的にメニューを組むそうな。

    子供のころ百合根が好きで(渋いよな)、親に頼み込んで百合根だけの茶碗蒸しを作っ

    0
    2018年11月05日
  • 日本料理の贅沢

    Posted by ブクログ

    丁寧でまっすぐに向き合う姿勢が、本から伝わってきます。料理に対しての熱意と向上心も素晴らしく、一度は神田で食べてみたくなります。
    家庭でも出来るコツも少しかかれてありました。
    手元にいつまでも置いておきたいです。

    0
    2016年10月30日
  • 日本料理の贅沢

    Posted by ブクログ

    真のプロフェッショナルの精神に触れた気がします。
    いつかお客さんとして神田さんと真剣勝負したいものです。

    0
    2013年04月16日
  • 日本料理の贅沢

    Posted by ブクログ

    ここ数ヶ月で読んだ新書の中では個人的ランキングNo1。
    著者は本当に料理が好きなんだろうな。
    初めて知ることも多く、楽しいです。
    死ぬまでに一度は食べに行きたいお店です。

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    2011年01月22日
  • 日本料理の贅沢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おいしさの答えは自然の中にあります。

    お客様を見ながらカウンターでライブで料理する。
    まな板の上は見せない。わくわくしてもらうために。

    魚のおいしいサイズから決めた席数=18席。
    魚に合わせた切り身の厚さと醤油。食材そのものを味わうには塩。広島の藻塩。

    魚の酢〆めには酢ではなく、100%スダチで。
    寿司飯はやはり純米酢。

    地中海やブルターニュの魚は皮下脂肪が少ないので、バターで焼いたほうがうまい。
    肉も日本と違い、霜降りではないので、フライパンで焼くのがいい。

    雨が多い日本の野菜は多汁で皮が薄いので煮物に向く。
    フランスの野菜は雨が少ないので皮が固く、油でコーティングしてからトマトソ

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    2013年01月31日

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