作品一覧

  • 封印作品の謎 少年・少女マンガ編
    4.0
    ベストセラーになった安藤健二著『封印作品の謎』シリーズの中から、「少年・少女マンガ」のエピソードを厳選して、文庫化! ロボトミー手術が問題になった「ブラック・ジャック」、漫画家と原作者の法廷闘争に発展した「キャンディ キャンディ」、黒人差別問題と密接にリンクしている「ジャングル黒べえ」、藤子不二雄のコンビ解消の内幕が見えてくる「オバケのQ太郎」の4作品を収録。 著者自らが関係者に取材を行い、封印の謎に迫っていく迫真のルポルタージュ。誰もが知るあの名作の裏側に隠されたエピソードにページをめくる手がとまらない!
  • 封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編
    4.3
    「ウルトラセブン 12話」「怪奇大作戦 24話」「ノストラダムスの大予言」「サンダーマスク」「日テレ版 ドラえもん」…ネット時代に注目を集めているのに語ることがタブーになっている封印作品たち。 それを真っ向から取材し、封印されている理由を明らかにする。封印作品の謎にジャーナリストが迫った、ベストセラー「封印作品の謎」「封印作品の闇」「封印作品の憂鬱」からエピソードを厳選した決定版が遂に文庫化!
  • ミッキーマウスはなぜ消されたか
    3.5
    小学校のプールに描かれたミッキーはなぜ消されたのか?父島には核兵器が封じられている?古今東西の密やかな噂を突き詰めて見えてくる奇妙な符号――世に蔓延る疑惑の真相を全十編解き明かす。

ユーザーレビュー

  • 封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

    Posted by ブクログ

    表紙を見たとき、あぁセブンかな。と思った。目次を見てみるとセブンのほかにもいくつか取り上げていた。でも知ってるのは日テレ版ドラえもんくらいでほとんど知らないのばっかり。なのでそれほど期待せずに読んでみた。

    なぜこの作品は封印されたのか?

    という問いに対し、取材が丁寧。利害関係者の網羅性が高い。時代背景もよく描かれている。と三拍子そろってとても素晴らしい。

    取材拒否も多く、関係者も死亡したり見つからなかったりする中、本当のことは永遠にわからないこともあるだろうけど、最終的にとても説得力のある答を導き出していると思う。

    唯一残念なのは、作品が古過ぎることかな。

    個人的にはこの取材力や推理

    0
    2018年08月29日
  • 封印作品の謎 少年・少女マンガ編

    Posted by ブクログ

    諸事情に封印された名作マンガの謎に迫るシリーズの文庫版。『ブラック・ジャック』など4作品のエピソードを収録。
    差別的表現で自主規制している『ブラック・ジャック』や『ジャングル黒べえ』、親族の感情で表舞台から消えた『オバケのQ太郎』は、封印は解かれそう。だが、作者同士の遺恨が根深い『キャンディ・キャンディ』の未来に明るい兆しが全く見えない。アニメの歌詞のように、笑って笑って、お互いに赦すことはできないものだろうか。

    0
    2017年03月22日
  • 封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

    Posted by ブクログ

     俗にいう大人の事情というのが一番なのか。

     やったもの勝ちだとは言わないが著作権がどうこう言うのであれば一度放映した作品には未来永劫、公にどういう形であれ触れさせることを主体として考えてもらいたい。

     作り手と受けてどちらにも重きを置かない中立に判断する場が必要なのではないだろうか。



     ウルトラセブン 第12話 遊星より愛を込めて
     怪奇大作戦 第24話 狂鬼人間
     ノストラダムスの大予言
     サンダーマスク
     日本テレビ版ドラえもん

    0
    2017年01月24日
  • 封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

    Posted by ブクログ

    諸事情により語ることがタブーになっている封印作品たち。関係者に真っ向から取材を重ねて、封印されている理由を探るシリーズの文庫版。
    有名な『ウルトラセブン』12話のほか、5編のエピソードを収録。単行本も読んだので目新しさはないが、日本テレビ版『ドラえもん』の事実は衝撃的である。今では幻の最終回と言われている、あのエピソードが本当に最終回になっていたかもしれないという経緯は、関係者のその後も含めて運命の怖さを感じる。

    0
    2016年11月23日
  • ミッキーマウスはなぜ消されたか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さすが安藤健二先生!
    相変わらず、取材の徹底ぶりにただただ感服。

    「ディズニーが著作権にうるさい」というイメージはこんな事件から来てたなんて・・・。
    ディズニーも意外と器が小さいんだな、と、ちょっと冷静になれる一冊。

    その他にも、タブー視されて久しい事件の数々を詳細に暴き出してくれている。
    ただ、文庫化にあたり、削除された項目があったのが残念でならない・・・。

    0
    2012年02月23日

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