作品一覧

  • 見てる、知ってる、考えてる
    4.0
    1巻990円 (税込)
    10歳の男の子が書いた自己啓発本! ある日のこと、本を書きたいと思い立った、 当時9歳の男の子、中島芭旺(なかしま・ばお)くん。 バオくんはお母さんのフェイスブックアカウントを勝手に使って、 出版社の編集者に「僕の経験を本にしたいんです」と メッセージを送りました。 突然、メッセージを受けとった編集者はびっくりしましたが、 とりあえずバオくんと会ってみることにしました。 話を聞いてみると、小学校には通っていなくて、 読んで「おもしろい!」と思った本の著者の講演会に ひとりで出かけていって、自分で勉強しているのだとか。 「どんな本を書きたいの?」とたずねても あたりまえのことですが、 具体的なイメージがあるわけではありません。 そこで、編集者はバオくんに宿題を出しました。 「なんでもいいから、思いついた文章を僕に送ってみてくれる?」 笑顔で「はい!」と元気よく答えたバオくん。 さっそくその日から「文章」が送られてきました。 そうやって始まった、バオくんと編集者の メッセージとメールのやりとりから、この本は生まれました。 10歳の子供にしか書けない言葉。 10歳の子供とは思えない言葉。 そんなまっすぐで、時に深くて含蓄のある言葉が、 ページをめくるたびに胸に飛びこんできます。 どうか、みなさんが、たくさんの気づきを得られますように。

ユーザーレビュー

  • 見てる、知ってる、考えてる

    Posted by ブクログ

    いわゆる「ギフテッド」の少年の物語。

    本人の心は友達と一緒にいたい。それなのに、頭が言うことを聞かない。
    心とは何なのか、知能とはなんなのか。同じ脳が作り出す混沌の中で、孤独を選ばざるを得なかった可哀想な少年。
    けれど、母親は彼を寵愛することはなかった。甘やかさず、才能を尊重して、普通の子供と同じように叱り、言葉を覚えさせた。

    近年、「ギフテッド」と「発達障害」の区別がつかない人が増えた。診断をする心療内科が「障害です」と言うか言わないかで、子供の将来が決まってしまう、面倒くさい世の中になってしまったと思う。
    知能指数の総合評価で、才能があるのかは決まらない。才能と知能は関係がないからだ。

    0
    2025年02月28日
  • 見てる、知ってる、考えてる

    Posted by ブクログ

    10歳でここまでとは。現在12歳の僕でも、感心する。
    僕の偏見だけれど、大人でもこれほど、物事を深く考えられる人はなかなかいないと思う。

    大人になったとき、どれほど成長しているのか楽しみだ。

    僕も負けないように頑張らないと!

    0
    2019年12月01日
  • 見てる、知ってる、考えてる

    Posted by ブクログ

    10歳に、ここまでハッ!とさせられるとは笑。ただただあったかい気持ちになれました。この考え方を、忘れてはいけないな、って。

    0
    2017年12月21日
  • 見てる、知ってる、考えてる

    Posted by ブクログ

    あるレストランの待合室に置いてあって、その時に手に取った本。

    自分に自信がない、何かあると自分のせいにしてしまう癖のある私にとって、本の中の言葉はとても優しく心に響くものだった。

    0
    2017年10月11日
  • 見てる、知ってる、考えてる

    Posted by ブクログ

    芭旺君はすごい。
    読みながら、涙が止まりませんでした。
    そして、勇気をもらいました。

    心に響く言葉がいっぱい詰まった一冊。

    0
    2016年12月19日

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