デイヴィッド・フィンケルの作品一覧 「デイヴィッド・フィンケル」の「アメリカの悪夢」「帰還兵はなぜ自殺するのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 帰還兵はなぜ自殺するのか 4.0 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 1巻2,035円 (税込) ピュリツァー賞作家が「戦争の癒えない傷」の実態に迫る傑作ノンフィクション。内田樹氏推薦! 本書に主に登場するのは、5人の兵士とその家族。 そのうち一人はすでに戦死し、生き残った者たちは重い精神的ストレスを負っている。 妻たちは「戦争に行く前はいい人だったのに、帰還後は別人になっていた」と語り、苦悩する。 戦争で何があったのか、なにがそうさせたのか。 2013年、全米批評家協会賞最終候補に選ばれるなど、米国各紙で絶賛の衝撃作! 「戦争はときに兵士を高揚させ、ときに兵士たちを奈落に突き落とす。若い兵士たちは心身に負った外傷をかかえて長い余生を過ごすことを強いられる。その細部について私たち日本人は何も知らない。何も知らないまま戦争を始めようとしている人たちがいる。」(内田樹氏・推薦文) 試し読み フォロー アメリカの悪夢 4.3 社会・政治 / 政治 1巻2,860円 (税込) ◤推薦◢ 内田樹氏 葛藤する市民の証言を通じて アメリカの悪夢と希望のありかを知ることができる。 ★トランプ勝利後の分断に苦悩する人々の肉声から、悪夢のようにこんがらがったアメリカ社会の実像を描き出す。 ★ベストセラー『帰還兵はなぜ自殺するのか』のジャーナリストが大統領選挙を目前に控えて放つ待望の最新作! ********** 《アメリカを代表するピュリツァー賞ジャーナリストが二度の大統領選挙に挟まれた四年余りを丹念に取材し放つ最新作》 不誠実なトランプ大統領に違和感を抱いている元軍人の主人公カミングズと、熱烈なトランプ支持者が隣りあって暮らすジョージア州の町を舞台に、人種差別、BLM運動、イスラエル・パレスチナ問題を交えつつ、国家規模の分断にあえぐ市民たちの姿をありありと描く。 世界の政治、経済、戦争に絶大な影響を及ぼす超大国のいまを理解するための必読書。 ********** 【目次】 まえがき 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 謝辞 訳者あとがき 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> デイヴィッド・フィンケルの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> アメリカの悪夢 社会・政治 / 政治 4.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 現在のアメリカのどうしようもなさが伝わってくる。 変化していければ楽なことはないだろうけど、自分のなあにある正義がそう変えてくれない。難しい時代になったと思う。ブレントの戸惑いと悲しみに終始共感。 0 2025年11月07日 アメリカの悪夢 社会・政治 / 政治 4.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ アメリカのジャーナリストのノンフィクションによくある、ドキュメンタリータッチの気取った書きぶりがやや慣れないが、内容は良い。イラクとイスラエルへの派遣経験と近年のアメリカの政治状況が、抑制的ではあるが重ねて語られて、それが説得力を持って迫ってくる。訳者あとがきによれば、これは三部作の最後のもの。前2作も読んでみたくなった。 0 2024年11月30日 帰還兵はなぜ自殺するのか 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (24) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 湾岸戦争以降の現代における対テロ戦争の、末端の兵士たちが強いられる緊張や目的意識の無さ/虚しさ(HVTだと知らされていた対象を捜索しに、深夜一般住宅を襲撃して見たら実はココ違いました!というオチ)、そして『傷病兵』となって帰還してからの生きにくさ。 複数兵士からの証言を基に克明に描いた作品。 併せてP.W.シンガー『ロボット兵士の戦争』も読みたい。少なくとも、本作にて証言が得られた兵士たちのグループには、タロンも何もなかったらしい。 0 2020年04月01日 帰還兵はなぜ自殺するのか 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (24) カート 試し読み Posted by ブクログ 文学的なノンフィクション。良質な純文学を読んでいる気分になるが、これはノンフィクションなのだと驚く。 戦争は多くの犠牲を伴うが、その犠牲とは人間の人生にほかならない。 戦争は解のない問題だ。 0 2017年07月27日 帰還兵はなぜ自殺するのか 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (24) カート 試し読み Posted by ブクログ 著者のデイヴィッド・フィンケル氏はワシントンポストで23年間記者として働き、2006年にピュリツァー賞を受賞。その後退職して従軍記者としてイラクに渡り、そこで知り合った兵士の「戦後」の生活-帰還兵の生活-を具体的に描いている。 戦争そのものが「不幸」だということ。そして、その不幸せな生活を送るのは決まって貧困家庭出身の若い兵士だということが強調されていて、その家族も支援者も同じように不幸になっていくことがよくわかる。悲しい。とにかく悲しい。日本もこれからこうなるんじゃないかと不安になる。 0 2015年08月30日