作品一覧

  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻902円 (税込)
    年金破綻、かさむ高齢者医療費、就職できない若者。少子高齢化の進む今、生まれた年によって受益と負担の格差が出てしまう「世代間格差」は、日本の現状と先行きを考えるうえでは避けて通れない問題である。なぜ世代間格差が生まれてしまうのか。格差はいかに解消すべきか。本書は経済学的見地から世代間格差を考察し、実行可能な処方箋を提示する。社会保障・日本型雇用・少子化対策などの問題点を多角的に検証し、新たな経済社会システムの構想を鮮やかに描き出す。
  • 8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ

    8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻902円 (税込)
    地方どころか、日本が消える!? 急激な人口減少が始まった。このままいけば、2060年には8000万人台、つまり現在の3分の2にまで減る見込みである。しかも、超高齢社会で、経済成長、社会保障制度などへの影響が深刻だ。また、2014年の日本創成会議による提言=「地方消滅」は全国に衝撃を与えたが、手を拱(こまね)いていれば確実に訪れる未来図なのである。そして、地方が消滅したその先には、日本全体の消滅が待っている!本書は、少子高齢化・人口減少、都市と地方などの国土構造がわが国に及ぼす課題を分析し、「日本消滅を回避する戦略」を検討したものである。われわれは、将来の世代に豊かな日本を残せるのか?
  • 高校生からの統計入門

    高校生からの統計入門

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻924円 (税込)
    データを分析し、それをもとに論理的に考えることは、現代人に欠かせない素養である。成績、貯蓄、格差など身近な事例を用いて、使える統計思考を身につけよう!
  • やさしい計量経済学 プログラミングなしで身につける実証分析

    やさしい計量経済学 プログラミングなしで身につける実証分析

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 プログラミングや数学が苦手でも実証分析ができる! フリー&GUIのソフトで計量経済学の基本を身につけよう! 実証分析のために計量経済学を学びたい読者を対象として、フリーソフトgretlを用いて基礎と実践を解説するものです。理論と実践どちらかに偏ることなく、初歩的な内容をていねいに解説します。 本書で使用する統計ソフト「gretl」は、世界各国で使用されているフリーソフトです。日本語表示も可能で、無料で使用できます。また、Rのようにプログラミングを必要とせず、メニューボタンを押していくだけでデータの分析が可能です。 本書では、そのgretlを用いて統計学の基礎からていねいに解説していきます。実証分析を行いたいものの、数学やプログラミングが苦手だったり、統計ソフトが高価だったりするために諦めていた方におすすめです。 ▼本書の特徴 ・ 数式は最小限とし、理論の説明を、できるかぎりやさしく、ていねいに行います。 ・ フリーツールを使用して、理論だけでなく実際の分析を体験できます。 ・ 経済に関する多くの例題を組み込むとともに、データを提供し、独習可能な構成とします。 序章 第1章 gretlをはじめよう 第2章 統計分析の基本 第3章 回帰分析の基礎  第4章 回帰分析の応用 第5章 質的選択モデル 第6章 パネルデータによる分析 第7章 時系列分析入門 第8章 より進んだ話題 索引
  • 人口減にも勝機あり

    人口減にも勝機あり

    小説・文芸

    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人口が減少すれば、経済は縮小するしかないのか。経済成長の鍵を握るイノベーションをいかに生み出すか。今こそ、ニッポンの知恵が問われる。吉川洋×大竹文雄「日本に蔓延する悲観論を打ち破れるか」ほか。

ユーザーレビュー

  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    Posted by ブクログ

    誠実がゆえに、若しかしたらつまらないかもしれないけれど、非常にバランスがいい良書だった。感情論に落とすでなく、高度経済成長期に設計されたシステムの劣化だという結論に向かった客観的な論理展開が私には美しく思えた。
    巻末に解決案も提示されていて、やや深掘りができていないのではないかと思ったものの、冷静で妥当性はあった。ただ、なぜ関係者が合理的な行動に至らないのかという点に焦点をあてないと、机上の空論に終わってしまうのではないかという点が唯一残念だった。

    0
    2014年04月14日
  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    Posted by ブクログ

    世代間格差モノは何冊目だろうか・・・
    この本も何度か繰り返し読んだけども・・・

    世代間格差について・・・
    イコール日本の社会システムの問題点について・・・
    そして、どう改善していくべきかについて・・・
    ちょっと小難しさはありつつも・・・
    非常に良くまとまっている本・・・

    生まれてくるのが遅い人ほど社会的に不利になる国、日本・・・
    主要国のなかでもズ抜けて世代間の不均衡が酷い・・・
    とにかくご年配の方々との差が大きい・・・
    ボクは29歳だけれども・・・
    周りは結婚のムーブメントは落ち着き、今は出産のムーブメントが・・・
    今まさに生まれてくる子供たち・・・
    これから生まれてくる子供たち・・・
    後から生まれてくる子供たちほど社会的な負担が大きくなる・・・
    これって、イイの?マジで!
    と何となく感じていたら、ゼーヒーで読んでみて・・・

    おじいちゃんおばあちゃんたちは確かに大変な時代を過ごし、今の豊かな日本を築き上げてくれました・・・
    なので・・・
    もちろん老後ぐらいはボクらが支えてあげたい・・・
    あげたいけど・・・
    でも・・・
    実はちょっと寄りかかり過ぎじゃない?
    後先考えず・・・
    つまりはカワイイ孫たちのことを考えずに・・・
    自分たちは弱者なんだから優遇されて当然と・・・
    思いすぎじゃない?

    もちろんおじいちゃんおばあちゃんと世代間で対立すべきではないので・・・
    クールに行きたい・・・

    何で、若い人ほど負担が大きくなったのか?
    それは・・・
    人口構造が以前と変化したのに・・・
    いわゆる少子高齢化時代に・・・
    少なくなっていく若い人に増えていく高齢者を支えさせる社会保障制度を、未だに変えずに続けているから・・・
    そして労働市場にしてもしかり・・・
    以前は、それで上手くいっていた制度を変えずにそのままやってきたことに原因がある・・・

    ちゃんと、それなりの経済成長をしていれば、問題はたいしたことなかったけども・・・
    失われた20年といわれるほど、長期低迷していることにより、問題が余計に大きくなってしまっている・・・
    そして・・・
    まさに世代間の不均衡が酷い国ほど、経済成長率が低いという・・・
    するとますます世代間格差が広がるという・・・
    負のスパイラルが起きている・・・

    じゃ、どうすりゃイイのさ?
    と、この本にはそれに対する案もザックリとだけども、シッカリ書いてある・・・
    あとは・・・
    この世代間格差という日本に巣食うデカい問題を・・・
    この本を読んで若い人も高齢者も共有し・・・
    この問題にちゃんと取り組んでくれる政治家を、政党を・・・
    国会に送りこむしかないよね・・・
    結果、世代間格差を解消できるような社会制度を築いていければ・・・
    経済成長率も上昇してくる可能性が高いよね・・・
    つーことで、まずは問題意識を共有ってことでオススメる!
    いや、ホント・・・
    世代間格差って、マジでスルーされがちだからね・・・
    意識しないとね・・・

    0
    2012年12月14日
  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    Posted by ブクログ

    明治大学経済学部教授(経済学)の加藤久和(1958-)による、世代間格差の概説。

    【構成】
    第1章 世代間格差を考える
     1 世代間格差を捉えるために
     2 財政と労働市場からみた世代間格差
     3 世代間格差の何が問題か
     4 世代間格差拡大の背景を探る
     5 本書の基本的な立場
    第2章 疲弊した社会保障制度
     1 社会保障制度の概要
     2 社会保障制度の問題点
     3 社会保障制度改革の動向
     4 海外の社会保障制度と改革のヒント
    第3章 変貌する労働市場・雇用システム
     1 日本型雇用システムの崩壊と変遷
     2 企業主体の社会福祉の終焉
     3 若年層と高齢層の労働市場
     4 積極的労働市場政策とセーフティネット
    第4章 立ち後れる人生前半への社会政策
     1 少子化と世代間格差
     2 人生前半期の社会政策
     3 少子化対策としての家族政策
     4 女性労働と就業環境
    第5章 いかに世代間格差を縮小するか
     1 世代間格差と財政システム
     2 経済成長と整合的な社会制度とは何か
     3 財政制度の持続可能性と世代間格差
     4 精度の持続可能性を目指して
    第6章 新たな経済社会システムを目指して
     1 年金制度の改革
     2 医療制度の改革
     3 雇用システムの見直し
     4 財政運営のあり方
     5 少子化対策と人口減少への対応
     6 世代間公平性をどう担保するか

    世代間格差が世間で声高に議論されはじめたのはいつ頃だろうか。いつの時代も世代間の格差は存在するが、団塊の世代がすでに60歳定年に到達し、年金受給を迎えようとする現在ほどその問題が明瞭に示されている時期はないだろう。

    本書は、所得の再分配と低所得者への生活保障を目的とする社会保障の負担・給付が、若年層と高齢者層の間で「分かち合う」というレベルを越えて格差が生じていることをコンパクトに論じている。もちろん、中にはこれまでさんざん議論されている事項の確認もある。

    本書は、代替案を提示することが極めて難しいこの問題に対して、諸外国の社会保障制度を引き合いにだしながら、積み立て方式への段階的な移行を示す。これが第5章・第6章の議論である。

    ただ、社会保障改革の実際のところの問題は、給付水準の引き下げという極めて難しい政治課題に対して、政府与党が政治生命をかけてこの問題に取り組み、投票率が相対的に高い年金受給世代の有権者の支持を取り付けられるかという点にある。

    民主党政権による「税と社会制度の一体改革」が提示されているこのタイミングで、読むべき一冊である。問題は刻々と悪化している。有権者は、感情的な「世論」ではなく、理性的な「輿論」を形成して、この問題の答えをだす時に来ている。

    0
    2012年02月18日
  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    Posted by ブクログ

    日本の人口構造はこの数十年の間に激変を遂げた。しかし、社会保障制度の見直しは遅遅として進まない。若い世代が高齢世代を支えるというシステムが温存された結果、世代間に大きな格差が生じている。

    本書は、こうした問題を「世代間会計」という新しい考え方を用いつつ、きちんと数量的に明らかにするとともに、経済学的に持続可能なシステムの構築を提言している。将来への不安が増しつつある今、広く読まれるべき一書だろう。

    たとえば、今年の政局でも大きな争点となった「子ども手当」に関しても詳細な分析を行ないつつ、今後は「直接的に出生促進を目的に掲げることも検討すべきである」というような提言を行っている。具体的には「フランスのような子どもにかかる手当についての対象を第二子以降に定め、かつ第三子以降は増額するという傾斜配分を行う」とする。

    ちなみに、この給付方式は江戸時代版子ども手当ともいうべき「赤子養育仕法」とまったく同じ考え方である。先人の知恵の重みということについても考えさせられる提言といえそうだ。

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    2012年01月14日
  • 世代間格差 ──人口減少社会を問いなおす

    Posted by ブクログ

    「財政的幼児虐待」というフレーズが何とも印象的。今までは同世代間の格差に目が向きがちだったが、将来世代の社会保障水準と財政との兼ね合いも考え合わせる必要があると感じた。

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    2026年10月05日

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