宮城公博の作品一覧
「宮城公博」の「外道クライマー(集英社インターナショナル)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮城公博」の「外道クライマー(集英社インターナショナル)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
那智の滝登攀による逮捕をきっかけに、外道クライマーの悪絶なる冒険が始まった。「最も野蛮で原始的な登山」をめざす沢ヤの実力を見よ!
胸がスカッとする本を久々に読ませてもらった!本道(一般的な)を歩く人には眉をひそめられても、その見下しの視線に混じる羨望。その羨望を逆撫でするような挑発的な挑戦。なんともワクワクするではないですか!普通の紀行文も大好きだけど、これは全く違う野蛮な魅力ではち切れんばかりです。
文章が荒っぽいんだけれど、下手な文章ではななく、自分の書体をモノにした無頼派の書家に通じるワイルドな文章です。また本書いて欲しいです。首を長くして待ってま
Posted by ブクログ
あぁ、これはバカ(最上級の誉め言葉)だ、と思いながら一気読みしました。
良くわからない専門用語がそのまんま残ってたり、描写がイマイチわからなかったり荒削りだったりしましたが、それを補って余りある勢い、熱さ、タフさ、純粋さ。粋だけど不器用だし損する生き方なのかもしれないけれど、それをわかっていて突き進む潔さ。「沢ヤ」ってなんて不思議な生き物なのか。
末尾の角幡氏の解説も「なるほど、そういうことか」と腑落ちする感覚でこれまた素晴らしい。登山行為が本来抱えている原罪、というくだりは考えさせられますし、なんでわざわざそんなコトするの?への答えがあります。
全編面白かったですが、特に印象に残っているの