牧口松二の作品一覧

「牧口松二」の「物語戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 物語戦略
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    逆転・進出・生き残り――。 物語を武器にする会社の戦い方とは? 顧客の選択に決定的なインパクトをもたらす「シンボリック・ストーリー」を核にして、マネのできないビジネスモデルを創り出す。その事例とフレームワークを解説。 ■「監修者序文」より 本書は、一般的な競争戦略の本では真正面から取り上げられることのない、「おもしろさ」に着目します。本書で取り上げる「おもしろさ」は企業の「物語」のおもしろさです。 物語は、競争戦略やビジネスモデルと結びついて、顧客や従業員をはじめとするステークホルダーを強く引き付ける力となります。それは多くの人に愛される、アイドルやアーティストの逸話のようなものです。いつしか伝説となり、共感の源として、ファンの心に刻まれます。 本書ではこのような「企業が持つ強みを象徴する物語」を「シンボリック・ストーリー」と呼びます。多くのステークホルダーの間で共有され、語り継がれることで、ビジネスモデル自体の独自性を強くしてくれるものです。 その方法論を提示することが本書の目的です。いろいろな会社の成功事例を紹介しながら、 シンボリック・ストーリーの効果を明らかにしたうえで、物語を戦略的に活かすためのポイントを解説します。

ユーザーレビュー

  • 物語戦略

    Posted by ブクログ

    企業戦略を考える上で、正しいけれどおもしろくないビジネスモデルではなく、他社とは絶対的に違う物語=シンボリック・ストーリーを持つことの重要性を、簡潔にわかりやすくまとめた内容。
    紹介されている各社の物語にはうなずかされるばかりですが、その土台としてジョセフ・キャンベルの『神話の力』を引いているのが気になりました。

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    2018年02月13日
  • 物語戦略

    Posted by ブクログ

    企業が競争優位性を継続的に維持するための戦略論。
    経営資源としての、シンボリックストーリー。象徴的な物語。強みを象徴?戦略と合致?話したくなる?
    どう伝えるかではなくて、伝わるか?が大事。
    経済価値、希少性、模倣困難性、組織的活用。
    Why how what
    人的資源 認知不協和の解消。物的資源 ハロー効果。組織資源 ミッション効果。
    ルール化、ロールモデル、裁量権。

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    2017年03月22日
  • 物語戦略

    Posted by ブクログ

    物語は企業、事業を強くする
    ヴィトン ノードストローム パタゴニア アップル ボルボ
    ストーリーは企業の見え方を変えることができる。企業の目指す方向性とあっていればテコとして活用できる
    シンボリックストーリーにより企業の独自性を高めることができる。ビジネスモデルが同質化しやすい中、有効。
    戦略があってどう伝えるかではなく、ストーリという資源があって、どう活かして進めていくかという発想
    受けて話して両方にとってウインウインであること

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    2016年09月01日
  • 物語戦略

    Posted by ブクログ

    シンボリックストーリー
    ①企業の強みを象徴している
    ②企業の戦略方針に合致している
    ③思わず人に話したくなる

    個人のメディア化
    ビジネスモデルの同質化

    ビジネスモデルを構成する戦略要素
    ①顧客に提供する価値
    ②競争優位性の持続
    ③儲けの仕組み

    シンボリックストーリーで模倣困難性をさらに高める

    物語戦略づくりの3ステップ
    ①物語を「見つけ出す」
     自社の培ってきた歴史から
     会社の各機能から
     社外の関係者から

    ②力を「テストする」
     VRIO分析
     Value(価値)
     Rarity(希少性)
     Inimitability(模倣困難性)
     Organization(組織的活用)

     

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    2016年07月17日
  • 物語戦略

    Posted by ブクログ

    ブランドにはシンボリックなストーリーがあると説く。ルイヴィトン、ボルボ、近畿大学など、いろいろな例を出しながら、それをStart with whyなどのフレームに落としながら説明。自社に自分にそんなストーリーがあるかどうかちょっと考える。

    0
    2016年07月12日

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