人気の本であるだけに、ものすごく学びが多かった。
終わりに書いてあったように、
簡単に自分が変わるのではなく、日々の行動だけが自分を変えるというのがすごく納得。
今までノートが続かない、何を書いたらいいかわからないと言う人にもお勧め。
特に第3.4章のワンデー、ウィークリー、マンスリー振り返りをやるとものすごく良さそう。
・今の時代は、ネットやSNSにあふれる膨大な情報の処理と、他者とのコミュニケーションをとることに偏りすぎているため、自分を内省する時間は意識してとらないとほぼゼロになってしまう。
たった数分でいいので、振り返る時間を持つことを習慣化を。
振り返りとは、自分を知るだけにとどまらず、自分といい関係を築き、自分を大切にし、人生を豊かにするスキルでもある。学んで、習慣化することで、誰でも習得することができる
・振り返り
×だめなことでできないことを探し出して理由を探る
◎どう行きたいのか、何を望んでいるのか、どんな才能があるのか、どんな縁があるのかなど人生を生きれたような大切なヒントがたくさん潜んでいる。
→多くの財産を持っていることに気がつく
★エフェクチュエーション
優れた起業家は、目標設定して、そこから逆算して計画を作成する逆算型思考ではなく、手持ちの手段から新しいゴールを発見していく思考法である。
→目標設定の生き方がうまくいかなかったかったには、自分に今「あるもの」を見つけ出して、それを生かす生き方がお勧め
自分が持っているあるものに目を向けてみましょう
・振り返りの効果
習慣化すると
①葉っぱが見える期間
・自分の頭、心、体の状態がわかる
・最近の自分が気になってること、大切な人が見える
②幹が見える期間
・徐々に自分が関心あること
・強み、得意なこと
・自分の思考パターン、行動パターンが見えてくる
③根っこが見える期間
・行動、思考パターンを生み出しているものが見えてくる
・望み、思いが見えてくる。(どう生きたいのか、どういう人でありたいかなど)
・書くことの効果
言語化することで、頭と心がスッキリする
・振り返りの効果
時間置くとより冷静になって見える範囲が広がる。
人間はどんどん忘れてしまう生き物で、1日の75%の出来事を忘れてしまうと言われている
◎習慣化のコツ
・隙間時間を使って振り返る癖がオススメ
・仲間と一緒に振り返りもオススメ。
人に話すことで、1人で書いた時に出てこなかった言葉が出てきたりすることも
書くと話すは違う脳を使う
週に1度3〜4人で30分ほどで1週間の振り返りをするのも良い
・同じことを何度も書いているのは、変わろうとしているプロセスの中にいる
・自分が続きやすい方向に続くまで色々と試してみて。
続かなかったらもう一度再開すれば良い。
完璧にやることよりも続けることのが大切。
◎振り返りのその先へ
・矢印の向きを変えてみる。
矢印の向きは内側と外側の2方向ある。
外側に向いているとき
〜に行った
〜と会った
〜を食べた
内側に向いているとき
今度〜してみたい
と言うアイディアを思いついた
Aさんに〜を提案してみよう。
バランスよくすることが大切なのではなく、
2個あると言うことを覚えておくことが大切
・振り返りは、自分自身との対話とも言える。(自己対話)
内なる声はいつも正しいとは限らない。
自分と良い関係を築こう
・抽象化①抜き出す
(共通点や法則をまとめる)
②視座を変える
(社長、役員、部長、チームリーダー、新卒の視点など)
・認識を通じて捉えたものだけが「あるもの」
認識していないものは自分の世界ではないもの」になる。
認識が自分の世界を作っている。
振り返りをすることで、捉え方が変わり、この認識を鍛えることができる。
・ワンデー振り返り
⭐︎STEP1 実際に起きたことって感じたことをそのまま書く
①心が動いて出来事1つ選んで書き出す
②瞬間的思考・感情を書き出す
ex) プルチックの感情の輪
③どんな行動を取ったのかを書き出す
④どんな結果になったかを書き出す。
⭐︎STEP2 書いたことを振り返る
①意味づけ思考を書き出す
無理にポジティブ思考にしない
大切なのは納得できるかどうか
(出来事に対して改めて気づいたこと
今から行動できること
どんな結果につながったか?)
②「今から」「自分で」「行動」できることを書き出す
③行動の結果を書き出す
・ワンデー振り返りとマンスリー振り返り
まず1日の中で心が動いた出来事を3つ選ぶ
(出来事+意味づけで書く)
◆出来事
固有名詞(人、本、場所の名前など)は書く
内容は具体的に書く
◆意味づけ
その出来事から得た「学び」「気づき」「決意」「良かったこと」「予感」のいずれかを書く
・1週間分の記録をもとに4ステップでウィークリー振り返り
STEP1 大切な記述を3つに絞る
STEP2 つながりを探して矢印を引く
STEP3 抽象化する(自分がどんな人間かを言語化する)
自分の状態、気になっていること、
大切な人・キーパーソン、
関心、強み、思考・行動パターン、
またそれらを生み出す信念・固定観念・根源、
自分の望み
STEP4 具体化する(4w1Hで行動パターンに落とし込む)
・マンスリー振り返り(月ごとに内面、行動、結果、memoを書く)
STEP1 1ヶ月のトップ3つを絞る
STEP2 つながりを探して矢印を引く
STEP3 まとめを書く
・抽象化で思考力を鍛え、具体化で行動力に落とし込むと言うことを両方一緒にやっていく