作品一覧

  • 明日の君は、どこにいる? ヘーゲル先生の自己啓発の教室
    5.0
    久しぶりに会った学生時代の友人からの起業の誘い。その場では簡単に断ってしまったものの、その時から「自分は、このままでいいのか」という疑問が頭をもたげ、消し難いものになった。たどりついたのは、市井の研究者ヘーゲル先生。この根源的で、人の数だけ答えがありそうな問いに、ごまかさずに考えるとはどういうことか。人の生き方をめぐるヘーゲル先生との対話がはじまったーー。本書は、人生の岐路で、納得感のある決断をするための思考の原理を解き明かす本です。ヘーゲル先生との8つの対話を通した主人公の成長物語として楽しめるのはもちろん、人生に迷った時、あなたの足元をそっと照らす「心の羅針盤」となるはずです。夏目漱石、福沢諭吉、ヘーゲル、ホイジンガ、エリクソンなど古典を中心に、読書を血肉にする技術を手にして、あなたの「悩む」「迷う」「考える」を根底から変える自己啓発の書。
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室
    3.2
    1巻1,100円 (税込)
    受験技術をみがけば、大学には受かる。でも「点が取れる」ことと「読める」ことは、実はまったく別。設問から眺め、問題文の型を見抜いて効率的に解答すれば点は上がるが、「読む力」「考える力」は培えない。しかし社会に出れば、「判断と根拠をきちんと展開した文章が書けない」「自分の意見が好き/きらいしか言えない」「そもそも文章が読めていない」現実に突き当たる。ではどうすれば「読む力」がつくのか? 読んでほんとうに理解したうえで自分の思考を紡いでいくにはどんな訓練をすればいいのか? 読み込む技術、考える力・書く力を鍛え、問題解決力をつけるための徹底講座。

ユーザーレビュー

  • 明日の君は、どこにいる? ヘーゲル先生の自己啓発の教室

    Posted by ブクログ

    メモした事
    1. 経験値、経験知が大事 自分が探求すること
    2. 課題解決は根本に戻って そもそもから
    3. 先入観の底を探る、見えてくるものがある
    4. 時間は瞬間の非連続的集合体 その日を摘め
    5. 完全に理解できたものだが本物
    6. 継続性のある仕事、技には生きた知恵がある
    7. 分かり易く思考し、分かり易く表現する
    8. 言葉を磨け 物事の本質は言葉で表現する
    9. 精神が顔をつくる 感情次第でいい顔になる

    どれだけ覚えて 近づけるか!?

    0
    2025年07月06日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    本書を読んだことで本を読むたのしさが広がった。

    深く読むには目の前にある文章を読んでいるだけではダメで、「なぜ著者がこの文章を書いているのか」「なぜこの主張をするのか」「なぜこの表現をするのか」を考えなければならない。
    文章を書くことが機を織る、絹を紡ぐ作業に例えられるなら、文章を読むことはそれらを解いていく、分解する作業なのかもしれない。

    ただでさえ速くない読書速度がいっそう遅くなってしまったのは悩みの種だ。

    0
    2015年03月22日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    これはいわゆる理系のよみものではないなあ、とまず思いました。
    とっつきが悪い本であり、深く読むための技術書ではありません。

    ある文を深く読むためには、その前後の言葉を含めて、勘案をして類推をするといった言葉が頭に浮かんできました。
    補講を含めて各講の順序もロジカルといったものはまずなく、情緒的というか感傷的というか感情的な流れになっているのでは。
    また文章を、その枠組みと核心との組み合わせととらえていて、その物語が推移していくことを、枠組みが変質していくような捉え方をしているのは新鮮でした。

    気になった点は、次の通りです。

    ・文章を書くということが自分の頭を洗いざらい総点検することだ。

    0
    2022年11月29日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    これを読んで「文章」を考えると枝葉のように広がって、もうわっさわさ。
    難しい箇所も多かったけれど、引用文が多方面にわたっていたので読みきれた感じ。引用文が自分の興味に近いと、考察部分もスムーズに。内容とは異なるかもしれないが、自分の好む文章がなぜ好ましいのか、にも出会えたような。

    0
    2020年05月15日
  • 深く「読む」技術 ――思考を鍛える文章教室

    Posted by ブクログ

    文章の字義的な意味とその奥にあるものを深く追求することで、みずからの内にある既存の理解の枠組みを揺さぶるような読書の仕方を、実際に著者とともに文章について考えていくことで読者が体得することを狙った本です。

    内田樹の『下流志向』や竹内敏晴の『ことばが劈かれるとき』、色川大吉『近代国家の出発』、須賀敦子『トリエステの坂道』、野坂昭如『火垂るの墓』などが取り上げられ、そのほか、網野善彦が「百姓」について新聞記者に語った話や、夏目漱石が久米正雄の「私は馬鹿です」という言葉について評した書簡などについても、深く読み解くことが試みられています。

    著者の解釈は、ときに無手勝流と見えるところがあります。た

    0
    2017年07月11日

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